「お祖父ちゃんのお葬式に間に合わないかもよ」——元夫の出国を止める判断を前に、シングルマザーの投稿者は手が止まった。養育費を半年滞納したまま、仕事も辞めて50/50の共同親権を要求してくる元夫サム。出国停止命令を申請すれば未払いは強制回収できるが、海外に住む100歳近い祖父母の葬儀には永遠に立ち会えなくなるかもしれない。海外の判定は——。
※注:本記事の「養育費の出国停止命令(no-fly order / travel ban)」は、オーストラリア・米国などで実在する制度。一定額以上の養育費を滞納している親に対し、債務を清算するまでパスポート発給や出国を制限する仕組み。日本にはない強力な装置で、海外では「逃げ得を許さない」仕組みとして運用されている。
投稿者の相談
元夫のサムとは7年前に離婚しました。経済的DVと支配的なコントロールがあり、結婚生活はとてもしんどいものでした。
子どもがいた頃、働いて家計を支えていたのは私だけ。育児・買い物・献立・支払い、全部一人で回していました。サムの仕事は子どもを保育園と学校に送るくらいです。
離婚してサムも仕事に就き、収入は私と同じくらいになりました。でもこの7年、サムが子どもと過ごした時間は全体の8%程度。2年で13回しか会わなかった時期もあって、それは全部本人の意思です。
その間、私が子どもたちと一緒にサムの母国へ通い、祖父母や親戚との関係をつないできました。私の方が義実家とも親密なくらいです。
そして今、子どもの監護権は私が100%。なのにサムは仕事を辞め、養育費を1円も払わず、突然「50/50の共同親権をよこせ」と訴えてきました。未払いは半年分、新しい算定額で発生しています。
正直、養育費がなくても生活はできます。ただ私たちは切り詰めて暮らしていて、学費は住宅ローンの再融資から出す前提になります。
私は「出国停止命令」を申請できます。これが通れば、サムは滞納分を完済する(あるいはサムを今も金銭的に支えている裕福な両親が代わりに払う)まで出国できません。
ただ問題は、サムの実家は海外で、祖父母はもう100歳近いということ。命令が通れば、お葬式に立ち会えない可能性が高いです。私が代わりに子どもたちを連れて行きますし、緊急時用の航空券代も別枠で確保してあります。
祖父母のお葬式に元夫が出られなくなるかもしれないと知っていて、それでも出国停止を申請する私は、ひどい人間でしょうか?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍8,754)
投稿者は悪くない。養育費は「子どものお金」だからね。元夫個人のお小遣いじゃなくて、子どもが当然受け取るべきもの。彼にはそれを払う義務があるだけの話。お葬式云々は完全に別問題。
2. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,969)
申請しなよ。話を読む限りこいつ、支払いを逃れるためにそのまま国外に飛ぶタイプだろ。一度海外に出たら追えなくなるよ。子どもにとっても、こんな大人が周りにいない方が幸せまである。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信・投稿者は悪くない・👍1,357)
それな。「実家に逃げる気満々」感がすごい。母国に親戚もいる、両親が金持ち、仕事は辞めた——これ全部、出国準備の役満では?投稿者が動くなら今のうちだと思う。
4. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍723)
冷静に考えてみてほしい。元夫がクズなのは大前提として、出国停止って実務的には「人質作戦」みたいなところがある。本来は給与差押えとか財産仮処分とか段階を踏むべきで、いきなり国境ロックは強硬すぎる。元夫が悪いのは100%確定なんだけど、ツール選定として最初のひと押しでこれを選ぶのはちょっと冷酷さが先に立つよ。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍1,204)
段階踏むも何も、その「段階」はもう全部使い切れない状態だよこれ。元夫はわざと無職になって、両親の金で生活してる人。給与もないし、名義の財産もない。残ってるレバーが出国停止だけ、というのが投稿の前提。順番すっ飛ばして強硬手段を選んだわけじゃなく、ほかの手段が全部効かない人を相手にしてる。
6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍317)
申請しないならその方がひどい。本当に。それは子どもたちのお金で、ちゃんと受け取らせるのが親の責任。男が養育費から逃げる話、もう何百回見たか分からない。妊娠は一人ではできないんだから払えよって毎回思う。
7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍202)
うちの母も「父が完全に縁を切ったら困る」って未払いを追わなかったタイプ。結果、子どもの私が割を食っただけだった。回収しない優しさは、子どもにとっては何の得にもならないよ。使える法的手段は全部使った方がいい。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者は悪くない・👍488)
これに尽きると思う。「払わせると関係が壊れるかも」って遠慮しても、相手は最初から関係を維持する気がない。遠慮した分そっくり、子どもの教育費や将来から差し引かれていくだけ。優しさの矛先が間違ってる。
9. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍645)
角度変えて見ると、これは個人ではなく制度の問題だとも思う。「養育費を払わせる装置」が「葬儀に行く自由」とぶつかる構造なのは、ルールの隙間で起きてること。投稿者も元夫も、与えられた制度の中でできることをしてるだけ。誰かを悪者にして気持ちよくなる前に、こういうケースこそ社会が制度を見直すべき。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信・投稿者は悪くない・👍412)
制度の話と個人の選択は別問題だよ。制度が完璧じゃないからって、目の前で滞納されてる母親に「我慢して」とは言えない。制度改善は別線で進めるとして、今この瞬間使える手段を使うのは投稿者の正当な権利。
11. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍150)
お金持ちの両親が「どうしても葬式に来てほしい」と思うなら、未払い分は両親が払ってくれるよ。今だって息子を養ってるんでしょ?最終的な負担は彼らに移るだけで、結局家族の中で完結する話。
12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍98)
やっちゃえ。祖父母をそんなに大事に思えるなら、自分の子どもも大事にすればよかった話。優先順位を間違えてる人間に、優先したいものを全部譲ってあげる必要なんてない。
13. 海外の名無しさん(判定保留・👍81)
申請自体は投稿者は悪くないと思う。ただ一点だけ警告させて——子どもを連れてサムの母国に行くのはやめた方がいい。あなたが入国した瞬間、向こうの国の法律が適用される。父親の同意なしに子どもを連れ出せなくなる可能性がある。両親が金持ちなら弁護士もすぐ動く。罠にハマらないで。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信・投稿者は悪くない・👍645)
これ超重要。国際的な子の連れ去り条約(ハーグ条約)の解釈は国によって全然違う。「親戚に会わせる短期旅行」のつもりが、向こうの裁判所で長期化することも普通にある。出国停止と並行で、自分側の渡航計画も弁護士に必ず相談しといた方がいい。
15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍59)
法律の使い道として完全に正当。子どもを養うのは本人の道徳的義務でもあり法的義務でもあるんだから、それを履行させるためにあるツールを使うだけ。投稿者は何も悪いことをしていない。
16. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍478)
言いづらいんだけど、ちょっと違和感あるんだよね。元夫の払わない態度は最低で、そこは100%彼が悪い。でも「お葬式に間に合わせない」を狙いに含めてる感じがする時点で、投稿者の動機にも復讐の匂いが混じってないかな。同じ申請でも、純粋に養育費だけを目的にしてるなら全力で応援するんだけど。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍892)
動機の混入を理由に投稿者を責めるのは違うと思うよ。お葬式に行けないのは「払ったら解除される」仕組みの副作用であって、投稿者の作為じゃない。払えば終わる話を払わない方が悪い。動機の純度で被害者の権利を測るのはやめよう。
18. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍55)
お願いだから申請して。海外に家族がいるなら、そのまま向こうに飛んでしまえば回収はほぼ不可能になる。今動かないと取り返しがつかなくなるよ。半年で動けたのは早いくらい、私なら3ヶ月で動いてた。
19. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍512)
ちょっと擁護できない側。元夫がクソなのは大前提として、100歳近い祖父母のお葬式って人生で一度きりの儀式だよ。文化によっては葬儀に出席しなかった人は一族で永久に語り継がれる。それを子どもたちの父親に背負わせると、将来子どもが「あの時お母さんが」と気にし始める可能性もある。タイミングだけは選んだ方がいい。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信・投稿者は悪くない・👍734)
そのタイミングを「選べる」と思ってる時点で、投稿者の負担を全然理解してない。葬儀の予定なんて何年も待てるわけがない。それに「100歳近い」って、誰がいつ亡くなるか分からない状態で、永遠に申請を保留しろってこと?それは事実上「やるな」と同じ。
21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍44)
そもそも仕事も収入もないやつが、どの面下げて50/50の親権を要求してるんだろう。「会いたい」じゃなくて「払いたくない」が透けて見えすぎる。裁判所もそれは見抜くと思うけど、念のため証拠は全部残しておいた方がいい。
22. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍645)
私は少数派かもしれないけど、養育費の請求と出国停止は分けて考えるべき。財産差押えとか給与天引きとか、もう少し穏当な手段が先にあるはず。いきなり「国境ロック」までやると、子どもが大きくなって父方の家族と再会した時に、その家族から「お前のお母さんのせいで死に目に会えなかった」って言われるリスクが残る。長期で見ると割に合わないと思う。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者は悪くない・👍823)
差押えや天引きは「給料が発生してる人」にしか効かない。元夫はわざと仕事を辞めて、両親の金で生活してる。差押え対象がないんだよ。出国停止が事実上唯一、両親に「払わせる」スイッチを入れられる方法。投稿者は段階を飛ばしたわけじゃなく、ほかの段階が使えない状況。
24. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍287)
ぶっちゃけ、両方とも子どもをカードにして争ってる側面はあると思う。元夫の振る舞いは論外として、投稿者の文章にも「子どもの父方家族の繋がり」より「自分で全部維持してきた」アピールが強い。出国停止が通った後、子どもが将来「父さんが祖父母の死に目に会えなかった」を投稿者のせいだと感じるリスクを過小評価してないかが気になる。
25. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍398)
別視点で言うと、子どもにとっては父親も祖父母も自分のルーツ。法的には完全に投稿者の権利だけど、人間関係としては「払う・払わない」のドラマに巻き込まれてる第三者(子ども・祖父母)が一番気の毒。誰かを叩いて気持ちよくなる構造から、一歩引いて見たい話題ではあるね。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が多数派。「養育費は子どものお金であり、滞納者に出国の自由を確保してやる理由はない」「お葬式に間に合わないのは、払えば解除される副作用にすぎず、払わない元夫が悪い」という声が大勢を占めた。一方で「タイミングが冷たすぎる」「将来子どもが父方家族から責められる火種を残す」と懸念する少数派や、「動機に復讐心が混じっている」と双方ダメを唱える意見、「制度の隙間に立たされた当事者を裁く話ではない」とする中立派も無視できないボリュームで存在した。
制度として「出国の自由」と「養育費の確保」を天秤にかける場面そのものが日本人には馴染みの薄い光景だが、海外では同じ法の下、毎日のように下される判断でもある。あなたがこの母親の立場だったら、お葬式までの時計が動き続ける中、ボタンを押せただろうか?


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