「チップは義務じゃないってネットに書いてあった」——7泊のクルーズに600ドルで一緒に行けると持ちかけた投稿者に、友人はそう返してきた。おまけに「お酒はネットで買って持ち込めばいい」。それなら別々に行こうと告げた途端、友人は激怒した。海外の判定は?
※注:クルーズ船の「グラチュイティ(サービス料)」とは、乗船中に1日1人あたり十数〜二十数ドルが自動で加算される料金のこと。客室係やレストランスタッフの実質的な給与になっていて、彼らの基本給はそのぶん低く抑えられている。窓口で申請すれば外すこともできるが、外した分はそのままスタッフの取り分が減る。日本の飲食店のサービス料に近いようで、性格はもっと生活費に直結している。
※注:カジノやクレジットカードの「優待(コンプ)」とは、利用実績の多い客に船会社が客室代を無料で提供する仕組み。ただし無料になるのは部屋代だけで、税金・港湾使用料・サービス料・飲食パッケージは別途かかる。投稿者はこの差額だけを払って旅行している。
※注:ほとんどのクルーズ船はお酒の持ち込みを禁止している。見つかれば没収、悪質なら同じ部屋の人ごと乗船拒否や生涯出禁になることもある。また飲み放題パッケージは「同じ部屋・同じ予約の全員が申し込む」のが業界共通のルールで、1人だけ申し込んで仲間に配る抜け道を封じている。
投稿者の相談
クレジットカードやカジノの優待を使って旅行を安く済ませるのが、私の趣味のひとつです。いくつかの船会社から「無料」の招待が届くようになっていて、税金と手数料(たいてい200ドル、約3万円以下)を払えば7泊のクルーズに乗れる。あとはスタッフへのサービス料と、飲み放題や食事のパッケージを自分で足すだけです。
私がよく旅行しているのを知っている友人から「次はどこに行くの」と聞かれたので、予約済みの旅程を教えて「600ドル(約9万円)くらいで一緒に行けるよ」と伝えました。7泊、部屋はミニスイート(バルコニー付きで少し広めの、スイートのひとつ下のグレード)。興味がありそうだったので、内訳も全部見せました。税金と手数料が160ドル(約2万4000円)、飲み物・食事・スタッフへのサービス料の分が455ドル(約6万8000円)。日程が合うか確認して連絡してね、と伝えておきました。
数日後、友人から返事が来ました。160ドルは出す。でも残りの455ドルは払いたくない、と。理由は「調べたらスタッフへのサービス料は義務じゃないと書いてあった」「お酒はネットで注文して船に持ち込めばいい」。
でもこのパッケージは、同じ予約に入っている人のうち1人が申し込んだら、全員が申し込まないといけない仕組みです。私は自分のサービス料が払い終わった状態で乗りたいし、部屋に戻らなくても、船のどこにいても好きなときに飲み物を頼みたい。コーヒーショップでコーヒーを2杯、プールサイドで1杯、夕食にワイン、夜にラウンジで何杯か。それが私にとっての休暇の中身なんです。
そういう考えなら一緒に行かないほうがいいんじゃないかな、別々に行こう、と伝えました。そうしたら友人は怒ってしまいました。私の優待抜きで同じ旅行をすると4000ドル(約60万円)近くかかるからです。自分の分の追加料金を払うのは休暇の費用として当然だと思っていますが、友人の分まで出す気はありません。
自分の好きなやり方で休暇を過ごしたい、相手の「安く上げたい」に付き合いたくない——それで私が間違ってる? 彼女に払えないわけじゃないのは分かっています。ネットで見つけた話をそのまま真に受けて、抜け道を見つけたつもりになっているだけだと思うんです。
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍8,864)
これを友達と呼んでいいのかは正直わからない。人の優待にただ乗りしておいて、スタッフへのサービス料は払いたくない、お酒は持ち込む。要するに全部タダで済ませたいだけでしょう。図々しいにも程がある。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍2,907)
値段も条件も決めたのは投稿者だし、そもそも自分の部屋を分けてあげる話なんだから、乗るか乗らないかを選ぶ権利が友人にあるだけ。提示された条件を書き換える権利まではないよ。
3. 海外の名無しさん(>>1への返信・双方ダメ・👍412)
いや、擁護一色になってるけど一回冷静に見てほしい。友人が455ドル(約6万8000円)を払う理由って、突き詰めると投稿者がプールサイドでもラウンジでも好きなときに飲みたいからだよね。同じ予約なら全員申し込みという船のルールが理不尽なだけとはいえ、結果として投稿者の快適さのために友人がお金を出す構図にはなってる。そこを説明しないまま「ケチ」で片付けるのは違うと思う。
4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,035)
全部段取りしたのは投稿者で、招待された側が後から条件を変えようとしただけ。嫌なら自腹で4000ドル(約60万円)払えばいい、それだけの話だと思う。というか60万円の旅行を9万円まで落とせる技術のほうがすごい。私も友達になりたい。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者が悪い・👍386)
ちょっと待って。600ドル(約9万円)って、人によっては本当に大金だよ。投稿者は「払えるのは知っている」と書いてるけど、払えることと払いたいことは別の話。旅行の予算を9万円に置いている相手に「割安なんだから黙って出せ」という態度なら、それは自分の金銭感覚の押し付けだと思う。
6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍843)
要するに、薄給で働いているスタッフにサービス料を払いたくないってこと? そのうえお酒を隠して持ち込む気だったんでしょう。あれは見つかったら没収どころか、次から乗せてもらえなくなる案件だよ。私だって別の人を誘い直す。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信・投稿者は悪くない・👍273)
船会社は持ち込みの取り締まりをかなり強化してる。ネットに転がっている手口なんて向こうも全部把握してるし、見つかったら本人だけじゃなく同じ部屋の人まで下船させられる。7泊バルコニー付きで、税金も飲み物もサービス料も込みで600ドルなら破格でしょう。比べる気がないならテントを買ってキャンプに行けばいい。
8. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍231)
「スタッフが当然受け取るはずのお金をごまかす方法を調べた」って、こうして字にすると本当にすごい話だよね。1日あたり100ドルもかからない旅行で。こういう人と一緒に旅行して楽しいわけがないし、最悪こっちの予約まで目を付けられる。一人で行ったほうがいい。
9. 海外の名無しさん(>>8への返信・投稿者は悪くない・👍156)
そもそも招待を取り消してもいないよね。約600ドルで行ける旅行に誘って、友人が断った。そのあとに成立しない案を持ち出してきただけ。これを「旅行から外された」と言われても投稿者が困る。
10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍150)
友人の言い分がめちゃくちゃすぎる。自分の希望する条件が通らないなら参加しない、それは自由。でもその結果に腹を立てて誘った側を責めるのは、さすがに筋が違うでしょう。
11. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍298)
角度を変えて見ると、これは誰も悪くない話だと思う。投稿者は自分の楽しみ方にお金を払いたい人で、友人は最低限で済ませたい人。旅行の価値観が違っただけで、どちらかが間違っているわけじゃない。合わないと分かった時点で別々に行くのは、むしろ正しい着地じゃないかな。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信・誰も悪くない・👍174)
それに友人がサービス料の仕組みそのものに反対している可能性もあるよね。本来なら船会社が人件費として払うべきものを、客が肩代わりしているだけの制度なんだから。制度への不満を目の前の相手にぶつけたのはまずかったけど、考え方として理解できないわけじゃない。
13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍77)
提示された金額を見て一度は渋って、あとから調べて「実はお得だった」と気づいて機嫌が悪くなっているだけに見える。判断する前に調べるべきだったね。順番を間違えた分の授業料だと思うしかない。
14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍61)
その枠、まだ空いてますか。私はルールを守るタイプだし、サービス料も文句なく払います。応募方法を教えてほしい。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信・双方ダメ・👍241)
全員が投稿者の味方っていうのも、それはそれでどうかと思う。友人が「払いたくない」と言った時点で、投稿者も「この部分は船のルールで同じ予約の全員が申し込む決まりなんだ」と一回説明すればよかったのでは。いきなり「じゃあ別々に行こう」では喧嘩になるよ。友人が怒るのも、投稿者が相手を「ケチ」と決めつけるのも、どっちも一段飛ばしてる。
16. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍59)
600ドルという最高の条件を自分から潰したのは友人のほう。怒る相手を間違えてるよ。強いて言うなら、鏡に向かって怒るべきだと思う。
17. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍355)
言いづらいんだけど、投稿者の切り方が冷たすぎない? 「それが嫌なら来なくていい、自分で行けば」って、交渉じゃなくて突き放しだよ。「この455ドルはこういう理由で外せないんだ」と一度きちんと話してから決めても遅くなかったはず。結論が同じでも、そこに至る過程で友情は削れていく。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信・投稿者が悪い・👍162)
同じことを思った。とくに「同じ予約の全員が申し込まないといけない」という肝心の仕組みを、友人がちゃんと理解していたのか怪しいよね。そこを伝えないまま話を打ち切ったなら、友人の側からは「ケチだと決めつけられて外された」ようにしか見えない。
19. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍36)
「600ドルで済むのと4000ドル払うのと、どっちがいい? サービス料は選べる項目じゃないよ」と伝えて、それでも無理なら行かない。それで終わる話だと思う。あと参加するなら期限を切って前払いさせたほうがいい。じゃないとお金は永久に返ってこないよ。
20. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍227)
みんな見落としているけど、そもそも一人で行く前提の旅行に、あとから人を足そうとしたのが発端だよね。7泊を自分の好きなペースで過ごしたい人が、他人を同じ部屋に入れて、しかも同じパッケージを買わせる。この時点で摩擦が起きるのは目に見えていた。最初から一人で行っていれば、誰も嫌な思いをしなかった。
21. 海外の名無しさん(>>20への返信・双方ダメ・👍133)
持ち込みの相談を持ちかけた友人が論外なのは同意する。ただ、そこで旅行ごと打ち切るのが最善だったかは別の問題だと思う。長い付き合いなら、一回の金銭感覚のずれで関係を終わらせるほうが後で高くつく。数年後に「あの600ドルで縁が切れたんだ」と思い出すことになるよ。
22. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍27)
飲み放題とサービス料込み、部屋もグレードアップで7泊600ドルなら、私は即決で飛びつく。ケチな人との旅行は本当にきついよ。「このレストランは高い」「このツアーは高い」「20ドル浮かせるために早朝の乗り継ぎ便にしよう」で全部が台無しになる。
23. 海外の名無しさん(判定保留・👍118)
気になったんだけど、投稿者は「彼女に払えるのは事実として知っている」と書いているよね。その根拠は何だろう。他人の家計を正確に把握している人ってあまりいないし、もし友人が言い出しづらい事情を抱えていたなら、この話はまるごと違う色に見えてくる。そこが分からないと判定できない。
24. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍25)
正直に言うと、私も去年まったく同じ立場で友人からクルーズに誘われた。相手の優待のおかげで信じられない値段だったから、何も言わずに払ったよ。せっかく声をかけてくれたんだから当然でしょう。今から旅行が楽しみ。
25. 海外の名無しさん(>>24への返信・投稿者は悪くない・👍19)
それが普通の反応だと思う。人の優待に乗せてもらう側が条件を値切り始めた時点で、もう一緒に行く相手として無理だよ。誘ってもらえること自体が好意なのに、その好意の中身を削ろうとするのはさすがに厚かましい。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が圧倒的多数だった。自分の優待で成立している旅行に人を乗せる話であって、条件を決める権利は招いた側にある。まして友人が拒んだ455ドルの中身は、薄給で働く船のスタッフの取り分と、船内での飲食すべて。それを「義務じゃないから」で削ろうとした時点で、7泊を一緒に過ごす相手としては厳しい、という声が大半を占めた。
ただ、反対側の指摘も見過ごせない。同じ予約の全員が同じパッケージを買わなければならないという船側のルールを、投稿者がきちんと説明しないまま「じゃあ別々に行こう」で打ち切ったのは早すぎたのではないか。そして600ドルという金額は、割安であることと出したい金額であることが別物だという点。あなたなら、この友人にもう一度説明してから決める? それとも、この一件で分かったことがすべてだと考える?

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