「やっぱり大学に戻りたい」。1年ほど回り道をした20歳の娘がそう切り出したとき、両親の口から出たのは「あのお金はもう無い」だった。学費として取り分けてあった3万ドルは、数か月前に新しいキッチンへと形を変えていた。事前に警告はしたはずだ、と父親は言う。海外の判定は。
※注:アメリカの大学は学費が高く、州立でも授業料だけで年1万ドル前後、私立はその数倍になることが多い。足りない分は学生ローンで借りるのが一般的で、返済が卒業後10年以上続く人も珍しくない。「コミュニティカレッジ」は学費の安い2年制の公立校で、そこから4年制大学へ編入する進み方が定番。本文中の円換算は1ドル150円前後での概算。
投稿者の相談
娘は20歳。1年ほど大学を離れていたが、最近になって復学すると言い出した。
数か月前、娘は「大学は自分に向いていない」と言って中退した。私たちは止めたが、娘は彼氏の家に移り、彼の実家がやっている飲食店で働き始めた。
娘の学費として取り分けてあった口座には、3万ドル以上(約450万円)が残っていた。妻と私はキッチンを新しくしたいと考えていたので、そのお金をリフォームに回すことにした。
家を出るとき、娘は「あのお金をもらえないか」と聞いてきた。私たちは断り、あれは大学のためだけのお金だと伝えた。大学をやめる道を選ぶなら、別のことに使うことになるとも警告した。娘は分かったと答えた。
その後、彼氏との関係はうまくいかなくなり、次に見つけた仕事も気に入らなかったらしい。それで大学に戻ると決めた。
お金がもう残っていないと知って、娘は言葉を失っていた。
娘に言わせれば、あれは脅しのつもりだと思っていた、弟の学費はまだ払っているのだから自分の分も出してもらえると思っていた、ということらしい。
私は、アルバイトをする、学費の安い2年制の短大に通う、家賃なしで実家に住みながら学費を貯める、という選択肢を挙げた。
娘は怒っていて、母親からの電話にも出ない。
妻はやはり援助すべきだと言う。だが我が家は退職が近いのに老後の蓄えが遅れている。
警告はしたし、代わりの道も示した。それでも私が間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍3,146)
「このお金は大学のためだ」と自分で言い切っておいて、娘さんがまさに大学に使いたいと言ってきたわけでしょう。20歳が社会に出てみて「やっぱり学校に戻りたい」となるのは、むしろ想定の範囲内では。これが5年も音沙汰なしだったなら考え直す余地もあったけど、あなたは手元に置いておくのが我慢できなかっただけに見える。ついでに他の親御さんへの助言として、学費より先に自分の老後資金を積むこと。学費はローンが組めるけれど、老後資金にローンは組めないので。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者が悪い・👍1,118)
子どもの学費を親が全額出す義務があるとまでは思わない。ただこの人の書き方からは、娘さんを応援していた気配がまるでしない。言葉尻を捕まえて逃げ切った、という感じがする。娘さんが躓いた瞬間には、もうタイルの見本を並べていたんじゃないの。
3. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍745)
見切りをつけるのが早すぎる。20歳なんてまだ間違える年齢だし、そこから戻ってこられるかどうかを黙って見てるのが親の仕事だろ。しかも現実に、数か月で戻ってきてるじゃん。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信・投稿者は悪くない・👍628)
いや、そこは違うと思う。「やめるなら別のことに使う」と事前に伝えて、娘さんも分かったと答えている。20歳は自分で契約も結べる大人で、その返事の重さは本人が引き受けるものでしょう。親が黙って口座を空にしたなら私も怒るけど、この人は先に言っている。約束を軽く見ていたのはどちらなのか。
5. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍491)
老後の蓄えが「遅れている」と言っている人が、なぜ3万ドル(約450万円)をキッチンに突っ込むんですか。そのまま老後資金に回せばよかっただけでしょう。判断の雑さでは、娘さんのことを言えた立場じゃないと思う。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信・投稿者が悪い・👍294)
本当にそう。しかも見限るのが早すぎる。数か月で「この子はもう大学に行かない」と結論を出して、その足でリフォーム会社に電話したことになる。親としての持ち時間の使い方が雑すぎませんか。
7. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍425)
娘さんが35歳で、もう戻る見込みが薄いという話ならまだ分かる。20歳で1年空けただけなら、戻ってくる可能性は普通に想定できたはずです。というか、親なら期待する側でしょう。約束した以上は最後まで守ってあげてほしい。
8. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍234)
筋としては投稿者は悪くない、が私の結論。ただ、自分だったら数か月でその金をキッチンに回す気にはなれなかったと思う。若い子は馬鹿な決断をするもので、その代償としては値段が大きすぎる。理屈は通っているけれど、後味は良くない。
9. 海外の名無しさん(>>8への返信・双方ダメ・👍207)
後味が悪い理由ははっきりしていると思う。どちらも詰めが甘いからです。娘さんは「どうせ脅しでしょ」と受け流して家を出て、親は「言ったからね」でリフォームに走った。二人とも相手の言葉を本気で受け取っていない。この家の会話、ずっとこの調子だったんじゃないですか。
10. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍162)
数年くらい寝かせておくことは十分できたはず。一度つまずいてから大学に戻る人なんて、周りを見渡せばいくらでもいるよ。急いで使わなきゃいけない理由がキッチンって、どう考えても弱すぎない?
11. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍132)
老後の蓄えが足りないと言いながら、大金をキッチンに投じる。その言い訳はさすがに通りません。子どもとの約束を守るより台所の方に価値がある、という判断を自分で下したことになるけど、本当にそれでいいんですか。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信・投稿者が悪い・👍121)
借りてでも約束は守るべきだと思う。自分の口で「これは大学のための金だ」と言い切ったんだから。もう使ってしまったなら、その分をどうにかして工面するのが筋でしょう。
13. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍115)
たぶん擁護派もそれなりに出てくると思うけど、母親としてこの話は正直ぞわっとします。条件付きで「出せるなら出す」と言っていたなら分かる。でも「あなたには学費の口座がある」と伝えておきながら、いつでも自分たちのために使うつもりだったのなら話が違う。私自身、学費は全部自力でした。しんどくて、みじめで、二度とやりたくない。だから息子には口座を作った。うちの親は最初から一円も出さないと言い切っていて、それはそれで誠実だったと思う。期待させておいて外すのが一番こたえるんです。
14. 海外の名無しさん(>>13への返信・投稿者は悪くない・👍98)
うちの場合は逆だった。親から早い段階で「学費は自分でなんとかしなさい」と言われて、実際そうした。おかげで進路を自分の頭で決める癖がついたし、親を恨んでもいない。娘さんはまだ20歳で、学費の安い2年制の学校から編入する道も、働きながら通う道も残っている。人生が終わったみたいな言い方をするのは、さすがに気が早いと思う。
15. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍86)
何年か経ってから使ったのなら、こっちの感想も違ったと思う。でも娘さんが大学をやめて数か月だよ。3万ドルをよりによってそのタイミングで溶かす発想、どうしても理解できない。
16. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍71)
世の親御さんへの教訓として言うけど、この手のお金を「あなたのもの」と子どもに言わない方がいいです。あくまで親のお金で、状況次第で使い道は変わる。黙って貯めておいて、いざというときに「出せるよ」と言えばみんな幸せになれる。今回は伝え方も使い道も下手すぎた。貯金が足りないと言いながらキッチンを直すのは、結局どっちが本音なのという話になる。それと、1年休むのは全然珍しくないですよ。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍58)
言いづらいんだけど、私の周りだと「子どもの学費は親が全額」の方がむしろ少数派です。親が出してくれたら幸運、出せなければ自分で借りるか働く。娘さんは家賃なしで実家に住みながら貯められる立場を示されていて、それすら蹴って怒っているのなら、矛先を向ける相手が違う気もします。
18. 海外の名無しさん(判定保留・👍40)
判断する前に知りたいんですが、娘さんが大学をやめてから、その口座に手をつけるまで実際どのくらい空いたんですか。2か月と2年ではまったく別の話になる。そこを書かずに「警告した」とだけ言われても、こちらは判定のしようがない。
19. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍36)
1年待つこともできなかったのか。1年空けるのなんて、みんなが思ってるほど珍しい話じゃない。しかもその1年を待ったところで、この人が失うものは何もなかったはずだよね。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信・双方ダメ・👍33)
冷静に考えてみてほしいんだけど、娘さんの言い分も相当ですよ。「どうせ脅しだと思った」って、親の言葉を最初から信じていなかったと自分で認めているわけで。しかも弟の学費を引き合いに出して要求している。親の判断も雑だけど、娘さんの受け止め方も雑。私はどちらの味方にもなれません。
21. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍34)
警告したのは事実だし、その通りにしたのも事実。それでも私はこの親が悪いと思う。20歳で、しかも交際相手の実家の店で働くという話でしょう。うまくいかない可能性は誰でも読めたはずです。数年寝かせてから使っても遅くなかったのに、結果として娘さんに何年分もの借金を背負わせることになった。
22. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍28)
理屈の上では正しい。でも判断としては支持できません。奨学金の団体が条件を満たさない学生への支給を止めるのとは違って、親には親の基準が求められる。娘さんの決断だったし警告もあった。それでも数年は待つべきだったし、老後の蓄えが足りないならキッチンは後回しでしょう。両方どうかしていると思う。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者は悪くない・👍24)
みんな見落としていると思うんだけど、この家にはもう一人、学費を払ってもらっている子がいるんですよね。上の子のために口座を何年も寝かせ続けたら、その分だけ下の子の学費と自分たちの老後が細っていく。無限に湧いてくるお金じゃない。私はこの親を責める気にはなれません。
24. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍20)
衝動的に動いて、全体像を見ていない。老後の資金が必要だと自分で言っているのに、キッチンがそれより優先されるわけがないでしょう。せめて利息のつく口座に置いたまま、数年後に改めて考えればよかった。「この親にしてこの子あり」という言葉が浮かんでしまいました。
25. 海外の名無しさん(>>24への返信・投稿者が悪い・👍17)
「あのお金をもらえないか」と言われて「これは大学のためのものだから渡せない」と答えたんですよね。結果としてそれは嘘だったわけで、自分たちのために使ってしまった。娘さんが一番こたえたのは金額じゃなくて、そこだと思います。
まとめ
判定は「投稿者が悪い」が大勢を占めた。警告したこと自体は責められていない。刺さったのは速さで、娘が家を出てからわずか数か月で口座を空にし、その行き先がキッチンだったこと。しかも老後の蓄えが遅れていると自ら書いている以上、その3万ドルは老後資金にも回せたはずだ、という指摘が繰り返し飛んだ。「一度つまずいてから大学に戻る20歳」は珍しくもなんともない、という声も多かった。
一方で、事前にはっきり伝えて本人も了解した以上、その返事の重さは20歳が引き受けるものだという意見や、弟の学費と自分たちの老後を抱えた家計に無限の余力はない、という反論も出ていた。判定を保留した人は「やめてから使うまで何か月空いたのか」を先に知りたがっている。あなたなら、この口座をあと何年寝かせておきますか。
元スレッド: 「私が悪いの?娘の学費を使ってしまった件」(元投稿)

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