「うちの父親が出て行ったのとは比べものにならないから」母の事故を打ち明けた17歳に返ってきた第一声

「うちの父親が出て行ったのとは比べものにならないから」母の事故を打ち明けた17歳に返ってきた第一声 友人・近所

「事故に遭って、今は入院してるんだ」——17歳の彼女がそう打ち明けた相手は、いちばん古い友人だった。返ってきたのは「本当に気の毒だと思う。でも、うちの父親が出て行ったのとは比べものにならないから……」という言葉。それから四年、母の話題が出るたびに「まだ死んでないでしょ」と釘を刺され続けた。そして先週、その友人は「両親の仲の良さを自慢された」と言って、絶交を告げてきた。

※注:英語圏には「あなたがどれだけ恵まれてるか自覚しなよ」と相手をたしなめる決まり文句がある。もともとは社会の不平等を指摘するための言葉だが、個人同士の言い争いで「そっちは楽でいいよね」と相手の口を塞ぐ道具に使われることも多い。コメント欄で繰り返し出てくる「不幸自慢のオリンピック」は、その延長で誰がいちばんつらいかを競い合ってしまう状態を指す言い回し。

投稿者の相談

私(17歳・女)は、恵まれた人生を送ってきたと思います。両親は優しいし、お金のことで困った経験もほとんどありません。いちばん古い友人のひとり(17歳・女)は、その逆でした。彼女のプライバシーもあるので詳しくは書きませんが、ひどい父親がいて、その人は出て行きました。私が知らない痛みを、彼女はたくさん知っています。

彼女はそのことを、事あるごとに私に思い出させてきました。まあ、当然といえば当然だと思います。私が些細なことで愚痴をこぼすと、「私の方がずっと大変だったんだから」と言って、自分がどれだけ恵まれているか自覚しなさい、と諭してくる。私も特に深く考えていませんでした。

四年前、母が事故に遭って、脳に重い損傷を負いました。私がその話を彼女にしたのは、事故から一か月ほど経ってからです。ある日「最近お母さん、学校まで送ってくれないの?」と聞かれて、たしか「事故に遭って、今は入院してるんだ」というようなことを答えました。彼女はしばらく黙って、それから「本当に気の毒だと思う。でも、うちの父親が出て行ったのとは比べものにならないから……」というようなことを言いました。その日はもう、ほとんど話しかけてきませんでした。

あの言い方が、いまだに頭から離れません。まるで、たいしたことじゃないみたいに聞こえたんです。傷つきましたが、何も言いませんでした。だって彼女の言う通りです。彼女には父親がいなくて、私にはまだ母がいる。私にとってはつらい出来事でも、親を失うことに比べたらつらくない。

でも、そこからそれが増えました。彼女は母の事故のことを友人全員に話してしまい、私はしょっちゅう「お母さん大丈夫?」と聞かれるようになりました。誰かがそう聞くたび、彼女は「別に死んだわけじゃないでしょ」「帰る家はちゃんとあるんだから、生活に困ってるわけじゃないし」というようなことを言うんです。全部本当のことだし、私が甘えているのも分かっています。それでも、聞くたびに胸が痛みました。今でも母の話題が出れば、彼女は「たいしたことじゃない」と釘を刺してきます。

一週間前、彼女と、ほかの何人かと一緒に過ごしていました。私は「二週間後、うちの親が留守にするから、みんなでお泊まりできるよ」と言いました。誰かが「なんで留守なの?」と聞いたので、「結婚記念日で、街の方に出かけるんだって」と答えました。みんな「素敵だね」「じゃあゆっくりできるね」という反応でした。自分では普通に話したつもりです。その話題はそれで終わりました。

全員が帰ったあと、彼女から電話がありました。あの場の半分は親が離婚しているし、旅行に行くお金なんてない。なのに両親の仲の良さと週末の旅行を自慢するなんて最低だ、と。不意打ちでしたが、彼女が怒る理由も分かる気がしました。私には自慢のつもりはなくても、人によっては当てつけに聞こえたかもしれません。

私は何度も謝って、そんなつもりじゃなかったこと、これからは両親のこともお金の絡む話も口にしないと伝えました。すると彼女は、「バカで無邪気なふりをするのはやめて」「家族のことをああやって持ち出すなんて残酷だ」と言いました。さらに謝りましたが、彼女は「自分の人生の方が上だって見せびらかされるのが嫌だった」と言って、もう友達でいたくないと告げました。

たぶん私が悪いんだと思います。ただ、これからどうすればいいのか、もう少しいろんな人の意見が聞きたいんです。私が間違ってる?

海外の反応

1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,136)
「事故に遭って、今は入院してるんだ」と言われて、最初に出てきたのが「うちの父親が出て行ったのとは比べものにならない」。これは相当ひどいよ。あなたの痛みを横取りして、自分の悲しい話に作り替えてる。お父さんが出て行ったのは気の毒だけど、今この瞬間はお父さんの話じゃないでしょ。しかも許可も取らずに友達全員にばらまいたうえで、お母さんの状態をあの言い方で片付けてる。旅行の件だって勝手な決めつけだよ。私なら縁を切る。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍398)
そこ、順番がおかしいんだよね。「最近お母さん送ってくれないの?」って自分から聞いたのに、返ってきた答えを無視して自分の悲しみの話を始めてる。私も人には言えない子ども時代を過ごしてるけど、誰かが今まさにしんどい話をしてるときに自分の過去を持ち出したりはしない。

3. 海外の名無しさん(>>1への返信・誰も悪くない・👍174)
縁を切れって言うのは簡単だけど、二人ともまだ17歳だからね。父親に置いていかれた子が「自分より苦しい人もいる」という事実を受け止められないのは、意地悪だからというより、まだ自分の分を処理しきれてないからだと思う。悪意で動いてるというより、余裕がゼロなんだよ。悪い人がいるとしたら、出て行った父親だけでしょ。

4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍719)
これは「恵まれてるのを自覚させてる」んじゃなくて、自分のつらさを武器にして、あなたのつらさを無かったことにしてるだけ。全然別物だよ。誰かが自分の痛みを認めてもらうために、あなたが痛みを感じちゃいけない理由なんてどこにもない。

5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍263)
分かりやすく置き換えるとこうだよ。「気の毒だけど、あなたのお父さんが出て行ったことなんて、毎日爆弾が降ってくる国で暮らすのに比べたら何でもないよね。だから我慢して、もう口に出さないで」。ぞっとするでしょ。彼女がやってるのは、そっくり同じことなんだよ。つらい育ち方をした人でも、思いやりのある人はいくらでもいる。

6. 海外の名無しさん(>>4への返信・双方ダメ・👍151)
ちょっと待って、四年だよ。四年間ずっと言われ続けて、一度も「その言い方は傷つく」と返してないのはさすがに問題だと思う。黙って耐えて、最後は自分から「もう家族の話はしません」と約束までしてる。相手の言い方は残酷だけど、そこまで受け入れ続けたら向こうも「これでいいんだ」と学習するよ。二人ともまずい。

7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍437)
悪いけど、私はここは全面的に反対の立場。両親の結婚記念日の話をしただけで自慢って、どういう理屈なの。聞かれたから答えた、それだけでしょ。お母さんが入院していることに打ちのめされる権利は当然あなたにあるし、それで彼女の経験が軽くなるわけでもない。この人はもう友達じゃないよ。お母さんが少しでも良くなりますように。

8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者は悪くない・👍208)
だよね。両親が自家用ジェットで高級リゾートに飛んで金箔入りの飲み物を飲む、みたいな話をしてたわけじゃないでしょ。新しい靴やスマホを毎回見せびらかしてもいない。ただ聞かれたことに答えただけ。それは自慢じゃなくて、生活してるだけだよ。

9. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者が悪い・👍96)
擁護が多すぎて言いづらいんだけど、その場の半分が離婚した家庭の子だって本人も分かってたわけだよね。聞かれたにしても「ちょっと出かけるらしくて」で済ませる選び方はあったと思う。17歳って、他人の家庭が仲良さそうなだけで胸が痛くなる年頃だよ。無自覚だったのは事実じゃないかな。

10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍271)
これ、私は不幸自慢のオリンピックと呼んでるんだけど、本当に不毛。うちの母は十代の頃からクスリ漬けだったから、それなりにひどい目には遭ってきたつもり。でもそれで他の人の経験が無意味になる?ならないよ。つらさはその人にとってのつらさでしょ。被害者でい続ける癖は、出て行った父親よりよっぽど彼女の足を引っ張ると思う。

11. 海外の名無しさん(>>10への返信・誰も悪くない・👍133)
その癖がよくないのは同意する。ただ、17歳でそれを自力で直せる子はほとんどいないと思うんだよね。周りの大人は何をしてたんだろう。四年前に「お母さんが事故に遭った」と知らされた子どもが二人いて、どちらもろくにケアされてない。どちらかを悪者にして終わる話じゃない気がする。

12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍241)
まず、あなたの許可なくお母さんの事故を友達に言いふらした時点でおかしい。そのうえで「本当の問題じゃない」と繰り返し位置づけるのは、正直かなり気持ち悪い。恵まれてる自覚を持つことも、人の気持ちに配慮することも大事だよ。でも彼女は、その最低限すらあなたには一度も向けてない。友達に対して家族の話も日常の話も一切するなというのは、もう何も話すなと言ってるのと同じだよ。

13. 海外の名無しさん(>>12への返信・投稿者は悪くない・👍117)
言いふらした部分が私はいちばん許せない。おかげで彼女は「みんなの前であなたのお母さんの話を軽く扱う」舞台を、自分の手で用意できるようになったわけでしょ。一度きりの失言ならまだ分かるけど、四年間ずっと使い回してるんだから。

14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍148)
「恵まれてるのを自覚しなよ」と言われたくだりで私は読むのをやめた。何を言っても「自分の方が下だ」と返してくる人っているんだよ。自慢して上に立ちたがる人のちょうど逆で、不幸の方で上に立とうとするタイプ。関わってるとこっちまで沈む。世界のどこかには彼女よりつらい人が絶対にいるんだから、その言葉はそのまま返していい。

15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍109)
足首をひねった痛みは、隣に骨を折った人がいるからといって軽くなったりしないよ。痛みってそういうものでしょ。誰かのつらさを認めるために、別の誰かのつらさを引き算する必要なんてどこにもない。

16. 海外の名無しさん(判定保留・👍84)
正直、私はまだ判定できない。そのときどんな言い方をしたのかは、話してる本人にはいちばん分からない部分だから。「二週間後うちが空くよ」と軽く言っただけなのか、両親の仲の良さをうっとり語ったのかで話は変わってくる。その場にいた他の子は誰も怒ってないみたいだけど、それも面と向かって言わないだけかもしれないしね。

17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍163)
いや、それを言い出したら誰も自分の家の話ができなくなるよ。「なんでご両親は留守なの?」と聞かれて「結婚記念日で出かけるんだって」と答えた。これ以上どう答えればよかったの。黙る?嘘をつく?その場にいた子たちは「素敵だね」と返してるんだから、空気は普通だったんでしょ。

18. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍92)
冷静に考えてみてほしいんだけど、投稿者の方も同じ土俵に乗っちゃってるんだよ。「彼女には父親がいなくて、私にはまだ母がいる。だから私の方がつらくない」って、それも結局どっちがつらいかを測ってる。比べるのをやめない限り、相手が変わっても同じことが起きるよ。二人とも不幸比べから降りるべきだった。

19. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍73)
事故から一か月、いちばん古い友達に言い出せなかったんだよね。その一行だけで、この関係が完全に一方通行だったことが分かる。本来なら真っ先に頼れる相手のはずでしょ。どうしてこの関係を続けようとしてるのか、そこが不思議でならない。

20. 海外の名無しさん(>>19への返信・誰も悪くない・👍61)
言い出せなかったのは、彼女が怖かったからじゃなくて、「自分がつらいと言う資格はない」と思い込まされてたからだと思う。17歳の子が四年もそう信じ込んでる方がよっぽど問題だよ。誰が悪いかというより、二人の周りに気づく大人が一人もいなかったことが一番きつい。

21. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍70)
彼女の気持ちは、分からなくもない。ただ、ぶつける相手を間違えてる。あなたが当たり前に持っているものを、彼女は一度も持てなかった。だからどれだけ謝られても許せないんだと思う。あなたは何も悪いことをしてないし、お母さんの事故は間違いなく大変な出来事。でも彼女を悪人と呼ぶ気にもなれない。離れるのが二人のためだよ。

22. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍58)
ここは擁護できない。四年間ずっと謝り続けて、最後には「もう家族の話はしません」とまで言ったんだよね。それって優しさに見えて、相手を「言葉に気をつけてあげないと壊れる可哀想な子」扱いしてるのと同じじゃない?彼女が「バカで無邪気なふりをするな」と怒ったのは、たぶんそこを突いてるんだと思う。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者は悪くない・👍189)
それは違うと思う。17歳が、四年間ずっと自分の痛みを否定され続けた末に出てきた「もう家族の話はしません」だよ。見下してるんじゃなくて、これ以上責められないための必死の譲歩でしょ。そこまで譲った相手に「演技はやめて」と返す方が、よっぽど残酷だよ。

24. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍47)
「これからは両親のこともお金の話も一切口にしない」という約束、その場では優しく見えるけど最悪の一手だと思う。守れるわけがないし、破った瞬間にまた責める材料になる。あなたも謝る前に一度「その言い方は四年間ずっとつらかった」と言うべきだったし、彼女もその要求を出すべきじゃなかった。

25. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍65)
向こうから縁を切ると言ってきたなら、ありがたく受け取っていいよ。じゃないと自分から切らなきゃいけないところだった。あの人は自分が幸せになる気も、他人が幸せなのを見る気もない。あなたは何ひとつ間違ったことをしてないし、これからも家の話をしていい。お母さんが少しでも良くなりますように。

まとめ

判定は「投稿者は悪くない」が圧倒的多数だった。事故を打ち明けたときに返ってきた第一声、許可なく広められた母の入院、そして「まだ死んでないでしょ」の繰り返し。聞かれて答えただけの記念日旅行を自慢と呼ぶのは無理があり、四年分の言葉の重さの方がよほど大きい、というのが大勢の見立てだ。

一方で、二人ともまだ17歳だという指摘も繰り返し出た。父親に置いていかれた側が「自分より苦しい人もいる」と認められないのは、悪意ではなく余裕のなさかもしれない。四年間ひたすら謝り続け、最後に「もう家族の話はしません」と約束してしまった投稿者の側にも、降りるべき土俵があったのではないか。あなたなら、あの電話にどう答えていただろう。

元スレッド: 「私が間違ってる?恵まれた家庭の話を友人にしてしまった件」(元投稿)

コメント

  1. Reddit名無しさん says:

    比べるもんじゃねぇだろそれ
    頭弱すぎんか

  2. Reddit名無しさん says:

    友人の言動は一種の防衛反応だわな
    己の家庭環境の厳しさを他人にアピールして指摘することで、なけなしのプライドを守ってる
    こういう人との関わりはなるべく距離を取り、言われたことは気にしないようにすることなのだが、学校内での付き合いもあるだろうから距離を取ったりするのは難しいだろうね
    その友人がいる前ではなるべく家族の話をしないほうが良いのかな

  3. Reddit名無しさん says:

    他所は他所、ウチはウチ
    不幸に浸る友人も、それを気にして謝る投稿者もおかしいんじゃない?
    なんの関係もない