「3万ドル貸してくれないと家を失う」年収4倍の父に住宅の頭金を狙われた子、見捨てたら悪者なのか…?

「3万ドル貸してくれないと家を失う」年収4倍の父に住宅の頭金を狙われた子、見捨てたら悪者なのか…? 親子・家族

「3万ドル貸してくれないと家を失う」――年収25万ドルの父親からの電話に、年収がその4分の1ほどの投稿者は言葉を失った。貸せるお金は、自分たちの家を買うために貯めてきた頭金しかない。断れば、父は本当に路頭に迷うかもしれない。海外の判定は?

※注:金額の目安は1ドル=150円換算で、3万ドル≒450万円、父親の年収25万ドル≒3,750万円、投稿者の年収6万4,000ドル≒960万円。アメリカでは住宅ローンの滞納が続くと、銀行が家を差し押さえて売却する手続き(フォークロージャー)に進む。また部屋を借りるときは「クレジットスコア」(ローンやカードの返済履歴を点数化した信用の指標)で審査されるため、点数の低い人は家族などに賃貸契約の連帯保証人になってもらわないと部屋を借りられないことが多い。

投稿者の相談

昨日、父(53歳)から電話がかかってきた。要約するとこうだ。「金がない。住宅ローンをずっと払っていなかった。誰かから3万ドル借りられなければ家を失う」

正直、驚きはしなかった。物心ついたころから、父は銀行が貸してくれる限界まで借金を抱えている人だった。数か月前に祖父が亡くなったとき、父はもっと大きな遺産が入ると思い込んでいたらしく、まだ手元にないお金をどんどん使ってしまった。実際に入った遺産は、見込みよりずっと少なかった。

大事なことなので書いておくと、父の年収は約25万ドルある。それなのに、成人した子どもたちには一切お金を出さない。月50ドル払えば妹を父の医療保険に入れてあげられたのに(アメリカでは子どもが26歳になるまで親の医療保険に入れられる)、それすら断った人だ。

私の年収は6万4,000ドル。私のほうがお金を持っている理由なんて、本来ないはずだ。父は病気になったわけでも、仕事を失ったわけでも、災害に遭ったわけでもない。稼ぎは十分ある。お金が消える理由はただひとつ、使ってしまうからだ。

父は昔から浪費癖がある。車、バイク、据え置き型の電動のこぎり……。サイクリングを始めたいと言ってオーダーメイドの自転車を3台も買い、一度も乗らないまま外に放置して錆びさせたこともある。

そんな父が今、私に3万ドルを出せと言っている。

一応、そのお金はある。ただしそれは、自分の家を買うために貯めてきた頭金と、万一のための緊急資金を崩すことになる。

父は「必ず返す」と言う。私は疑っている。子どものころ、父は私からよくお金を借りていた。たいていは返してくれたけれど、返してもらうまでに何度もせっつかなければならなかった。あれをもう一度やりたいとは思えない。

配偶者(26歳)は「あなたのお父さんなんだから、どう決めても支持するよ」と言ってくれているけれど、どちらかというと父に同情しているように見える。22歳と25歳の姉妹は二人とも「自分で何とかさせればいい」という意見。一方で兄(28歳)は「それでも父親だ。あの人より立派な人間でいたいなら、あの人より立派に振る舞わないと」と言っている(兄は費用の一部を出すとも申し出ている)。

考えられる選択肢は3つある。

1. 3万ドルを渡す。これは論外。こんなことに溶かせる3万ドルはない。あのお金は配偶者と私の将来のためのものだ。手放すわけにはいかない。
2. 父のためにアパートを借り、私が連帯保証人になる。父はクレジットスコアが低すぎて、自分では契約できない。住宅ローンを払っていなかったということは、家賃も払わない可能性が高い。つまり実質、私が父の家賃を肩代わりする契約をするのと同じだ。父は私の4倍稼いでいるのに、それは不公平だと思う。
3. 自力で何とかさせる。本当にホームレスになる可能性は十分あると思う。細かい事情を全部書く余裕はないけれど、正直、自業自得だとも思っている。それでも、どこか間違っている気がする。

いい選択肢なんてない気がする。正しいことをしたい。でも、何が正しいのかがわからない。

父を助けずに家を失わせたら、私が間違ってる?

海外の反応

1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,506)
年収25万ドルで浪費癖のある父親を、年収6万4,000ドルで地道に貯金してきた子どもが救う義務なんてない。3万ドルは投稿者の家の頭金と緊急資金から出ることになるし、それで父親の悪循環が止まると信じる理由もひとつもない。父親を大事に思うことと、自分の将来を差し出すことは別だよ。助けが要るなら、父親がやるべきなのは小さい家への住み替え、持ち物の売却、銀行との返済交渉、お金の専門家への相談。子どもの住宅資金を当てにすることじゃない。

2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍729)
高給取りの浪費家を甘やかすために、自分の住宅資金を空にする。それで起きるのは投稿者の将来が潰れることだけで、父親の浪費は何ひとつ変わらないと思う。

3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍424)
「他人を温めるために、自分の身に火をつけるな」って言葉がある。今回の件はまさにそれ。自分の家の頭金を燃やしてまで、父親を温める必要はない。

4. 海外の名無しさん(>>3への返信・投稿者は悪くない・👍309)
その言い回しで言うなら、この父親は投稿者の手にマッチの箱を押しつけてきてる状態だよね。使っちゃだめ。家を守りたいなら、売れるものは山ほど持ってるみたいだし。

5. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍288)
年収25万ドルもあってこの状況? しばらくは自分がやったことの結果を噛みしめてもらうしかないでしょ。本人に何とかさせればいい。

6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍206)
ちょっと待って、落ち着いて。一歩どころか百歩下がってほしい。父親に言うべきことは「差し押さえや債務整理に詳しい弁護士に相談して、自分で選択肢を探して」だけ。投稿者が挙げた3つの案は、どれもまだ早すぎるし筋が悪いよ。

7. 海外の名無しさん(>>6への返信・投稿者は悪くない・👍105)
同感。州によって違うけど、自己破産しても住んでいる家を手元に残せる制度があると聞くし、ほかの借金を整理しながらローンを立て直せる道もあるかもしれない。まず専門家に相談すべきなのは、投稿者じゃなくて父親のほう。

8. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍149)
年収25万ドルある人はホームレスにはならないよ。今の家に住み続けられなくなるだけ。これまでの浪費ぶりを見る限り、貸したお金は二度と戻ってこないと思う。そもそも収入差を考えたら、子どもにお金を頼むこと自体があり得ない。アドバイスをひとつ。今後、自分の貯金や家計の話は父親に一切しないこと。

9. 海外の名無しさん(>>8への返信・投稿者は悪くない・👍96)
ほんとそれ。家を失っても、持ち家じゃなくなるだけで路上に放り出されるわけじゃない。それに今回3万ドル渡したところで、半年後にはまた同じ状況になってると思うよ。

10. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍412)
いや、ちょっと擁護できない。私はお兄さんの言ってることのほうが筋が通ってると思う。父親がどんな人でも、自分が一番困ったときに子どもに背を向けられた記憶は一生残るよ。3万ドル全額は無理でも、お兄さんと分担すれば一人あたりの負担はかなり減る。それを最初から「論外」で切り捨てるのは冷たすぎない?

11. 海外の名無しさん(>>10への返信・投稿者は悪くない・👍84)
お兄さんが助けたいなら、それはお兄さんの自由。でも「失っても平気な額しか貸すな」「払わないと分かっている相手の保証人にはなるな」はお金の基本だよ。53歳で十分稼いでるんだから、自分で何とかさせるべき。

12. 海外の名無しさん(>>10への返信・双方ダメ・👍238)
お兄さんの「立派に振る舞え」は言葉としてはきれいだけど、その立派さの代金が投稿者の住宅資金なら話は別。父親が一番悪いのは大前提として、投稿者も「自業自得」とまで書いてるあたり、もう冷静に決められる状態じゃない気がする。怒りのまま突き放すのも、情に流されて払うのも、どっちも危うい。

13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍32)
問題は収入差だけじゃない。父親は、子どもを助けられる立場にいたときに助けなかった。月50ドルの保険料すら出さなかった人が、今度は自分が助けてもらえると思ってるわけでしょ。お金以外は本当にいい父親だった、というなら話は別だけど、そうじゃないなら自分で何とかさせればいい。趣味の道具を何台か売って慎ましく暮らせば、十分乗り切れる額だよ。

14. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍356)
判定するなら、誰も悪くない、かな。父親の浪費癖はひどいけど、家を失いそうになって家族に助けを求めること自体は悪いことじゃない。そして投稿者が断るのも当然の権利。頼む自由と断る自由がお互いにあるだけで、どちらかを悪者にする話じゃないと思う。

15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍24)
車でもバイクでも、何でも売ればいい。この父親、お金は持ってるんだよ。現金に換えればいいだけの話。自転車3台だってまだ売れるかもしれないし。

16. 海外の名無しさん(>>15への返信・投稿者は悪くない・👍18)
とにかく、父親のお金の問題にはどんな形でも関わらないこと。お金を貸すのも保証人になるのも同じ。一度関わったら、次の頼みごとも必ず来るよ。

17. 海外の名無しさん(判定保留・👍180)
判定の前に知りたいことがある。投稿者は「細かい事情は書ききれないけど自業自得だと思う」と書いてるけど、その細かい事情こそ大事じゃない? ただの浪費家なのか、子ども時代にもっとひどいことがあったのか。それ次第で「助ける義理があるか」の答えはかなり変わると思う。

18. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍10)
連帯保証人だけは絶対にやめて。父親が家賃を払わなかったら、投稿者に法的な支払い義務が生じる。住宅ローンも払えなかった人が、子どもが保証人になった途端にきちんと家賃を払うようになるとは思えない。自分の意思でお金をあげるだけなら、少なくとも法的な義務にはならない。私ならお金も渡さないけど、父親との関係をどうしたいか次第かな。選択肢は3万ドルかゼロかの二択じゃないと思う。たとえば敷金と最初の3か月分の家賃だけ出して、保証人にはならない、という手もある。もちろん、何もあげなくても投稿者の当然の権利だよ。

19. 海外の名無しさん(>>18への返信・双方ダメ・👍145)
3か月分の家賃案には私は反対。一度でも出したら「頼めば出してくれる子」だと覚えられて、また次の請求が来る。それと、父親がひどいのは間違いないけど、そもそも頭金の額を父親が知ってる時点で、投稿者側の脇も甘かったと思う。自分の貯金の話を、こういう人にしちゃいけない。

20. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍16)
年収25万ドルあれば、いざとなればホテル暮らしだってできる。薪もマッチも全部自分で持ってる人のために、あなたが燃える必要はないよ。これから周りからのプレッシャーもあるだろうけど、負けないで。あなたのお金はあなたのもの。

21. 海外の名無しさん(>>20への返信・投稿者は悪くない・👍7)
ホテルじゃなくても、長期滞在型のモーテル(週単位や月単位で借りられる簡易宿泊施設)に移る手もあるしね。住む場所がなくなるわけじゃない。

22. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍267)
叩かれそうだけど、配偶者の反応が気になった。「どう決めても支持する」と言いながら父親に同情的なのは、親を見捨てることの重さを感じてるからだと思う。3万ドルは大金だけど、実の親が家を失うのを黙って見ていたら、あとで一生引きずるのは投稿者自身だよ。全額じゃなくても、何か手は打つべき。

23. 海外の名無しさん(>>22への返信・投稿者は悪くない・👍13)
月に2万ドル以上稼いでる人だよ! 助けちゃだめ。自分で作った問題で痛い目を見る以外に、この父親が学ぶ方法はないと思う。ここで子どもが肩代わりしたら、一生学ばない。

24. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍198)
私は少数派かもしれないけど、きょうだいの間では誰も悪くない案件だと思う。投稿者がこれだけ迷ってること自体まともな証拠だし、お兄さんが一部出したいならそれも尊重すればいい。お兄さんはお兄さんの分だけ出して、投稿者は出さない。きょうだいで結論を揃える必要はないよ。

25. 海外の名無しさん(判定保留・👍5)
親が子どもにお金を借りようとする投稿、ここ2日で見かけたのはこれで3本目。正直、作り話じゃないかと思い始めてる。本当の話なら大変だけど、判定はちょっと保留したい。

まとめ

判定は「投稿者は悪くない」が圧倒的多数。年収25万ドルの父親が浪費で招いた危機を、年収がその4分の1ほどの子どもの住宅資金で埋める理由はない、という声が大半だった。とくに「連帯保証人だけは絶対にやめろ」という忠告と、「家を失っても路上に出るわけではない」という冷静な指摘が目立った。

一方で、「あの人より立派に振る舞え」という兄の言葉に共感し、何もしなければ後で引きずるのは投稿者だという意見や、きょうだいで結論を揃える必要はないという声もあった。親が自分で招いた危機に、子どもはどこまで付き合うべきなのか。あなたならどうする?

元スレッド: 「父をホームレスにしたら私は悪者?」(元投稿)

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