「あなたが伝統衣装を着るのは大歓迎」——花嫁が新郎にそう伝えた時点で、話は終わるはずだった。ところが挙式8か月前、義両親が本式のナイジェリア式挙式を突然取りやめ、代わりに「披露宴で伝統衣装に着替えてほしい」と言い出す。自費で用意したドレスを着ていたい花嫁は、わがままなのだろうか。海外の判定は。
※注:アソエビ=ナイジェリアなどの祝い事で、家族や親しい参列者が同じ生地を買いそろえ、それぞれの体型に合わせて仕立てて着る習慣。単なる民族衣装ではなく「この輪の一員です」と示す意味を持つ。以下の本文では「そろいの生地」「伝統衣装」と表記する。
※注:セーブ・ザ・デート=招待状より前に、日程だけを先に知らせる案内。受け取った側は旅程や休暇を先に押さえるため、これを出した後の日程変更は影響が大きい。以下では「日程の案内」と表記する。
※注:アフリカ系アメリカ人とナイジェリア系アメリカ人は、同じ「黒人」とひとくくりにされがちだが背景が異なる。前者は奴隷制の時代からアメリカで生き、アメリカ国内で独自の文化を築いてきた人たち。後者は主に近年ナイジェリアから移り住んだ家族の子や孫で、出身地の言語・料理・儀礼が家庭に色濃く残っている。今回の食い違いは、この差から生まれている。
投稿者の相談
私は28歳の女性でアフリカ系アメリカ人、30歳のナイジェリア系アメリカ人の彼と結婚します。彼はそこまで伝統を重んじるタイプではないのですが、披露宴では伝統衣装を着たいとずっと言っていました。
最初は式を1回だけ挙げる予定で、挙式では私が白いドレス、披露宴で伝統衣装に着替える段取りでした。ところが両家で打ち合わせをしたところ、彼のご両親が「式の数日前に、本式のナイジェリア式挙式を別でやりたい」と言い出しました。それなら伝統衣装はそちらで着ればいい、と彼と私は納得しました。
費用は、挙式と披露宴を私たちが、ナイジェリア式挙式を彼のご両親が負担することで話がつきました。ところが挙式の8か月前、しかも日程の案内を送った後になって、ご両親は資金が厳しいという理由でナイジェリア式挙式を取りやめました。すると義母が今度は「披露宴で伝統衣装を着てほしい」と言い出したんです。
私は挙式も披露宴も、参列者は黒のフォーマルで統一する形をずっと思い描いてきました。披露宴では短くて華やかなドレスに着替えるつもりです(このドレスはナイジェリア人のデザイナーに作ってもらいますが、そろいの生地でも伝統的な丈でもありません)。それなのに義母と彼は、披露宴の途中でもう一度、伝統衣装に着替えてほしいと言うのです。私は彼に「自分で払うこのドレスを夜まで着ていたい。あなたが伝統衣装を着るのは大歓迎」と伝えました。
義母は小規模なナイジェリア式の集まりを開くことも考えているそうです。それをやるなら伝統衣装を着ます、と義母には答えました。ただ披露宴では、あのドレスを着たいんです。
挙式と披露宴の費用は、収入差から私が6割、彼が4割を負担しています。それは最初から分かって進めてきたことです。ただ私としては、大半を出しているのだから思い描いた式にしたい、という気持ちがあります。
義母には私と同年代の娘が3人いて、いずれ順番に結婚していきます。それでも長男の結婚だからか、この式に関しては口を出したいことが山ほどあるようです。
式を1回にまとめる前提だったとき、伝統衣装を着ると自分で同意したのは確かです。でも今になって、あれは我慢していただけで本当は着たくなかったんだと気づきました。日程の案内を出した後に本式を取りやめられて、なおさら「自分のやりたいようにやろう」と思ってしまったんです。
(追記)義母と揉めるのはこれが初めてではありません。もともと参列者は150人で、彼と私で枠を半分ずつ分けていました。そこへ義母から「あと50席ほしい」と言われ、押し切られる形で承知して200人に。あとで追加分の名前と連絡先をお願いしたら、返ってきたリストは50人ではなく75人分ありました。
私が間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,145)
あなたが着たい服を着ればいい。それだけの話だと思う。義母でも参列者でもなく、その日その服を朝から晩まで着て過ごすのはあなたなんだから。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍267)
そもそも、なんで二人とも同じ格好じゃないといけないの。あなたは白いドレス、旦那さんは伝統衣装。それで両方の文化がちゃんと並んで写真に残るじゃない。参列者にも「着たい人は伝統衣装でどうぞ」と伝えておけば、会場はもっと華やかになる。
3. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍151)
自分たちの式なんだから、ルールを決めるのも自分たち。しかも彼女は「別の集まりを開くならそこで着る」と言ってるわけで、文化を拒んでるわけじゃない。これを拒絶だと受け取る方が話をこじらせてると思う。
4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍597)
結婚式は自分の式。着たいものを着ればいい。義母にどうしても着てほしい衣装があるなら、義母が自分で着ればいいだけの話でしょ。娘の結婚式があと3回控えてるんだから、そこで存分にやればいい。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍520)
見落とされてるけど、彼女が伝統衣装に同意したのは「式を1回にまとめる」前提だったとき。その後に本式を別でやる話になって、衣装はそっちに移った。で、その本式を潰したのは彼女じゃない。前提を崩した側が、崩れた後の条件だけ元に戻せというのは通らないよ。
6. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍500)
最終的に決めるのはあなた。それは大前提として、その決断の代わりに何を払うのかも一度考えてみてほしい。旦那さん、義母、参列するナイジェリア側の親族——みんなあなたの式に気持ちを注いでる人たちだよ。たとえば伝統的な余興のあいだの30分だけ着て、終わったらすぐ華やかなドレスに戻る。それくらいの落としどころで、この先何年も蒸し返される話を一回で終わらせられるかもしれない。式が終わった後の自分にも優しくしてあげて。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信・投稿者は悪くない・👍425)
30分で済むと思ってるのが甘い。伝統衣装はゲレ(頭に巻きつける布のかぶりもの)とセットで、それに合わせて髪をまとめ直す必要がある。着て、巻いて、写真を撮って、また外して戻す。披露宴の半分が着替えで消えるよ。
8. 海外の名無しさん(判定保留・👍269)
忘れちゃいけないのは、これが二人の結婚式だということ。あなたのやりたい放題でもないし、彼の家のやりたい放題でもない。挙式は白いドレス、写真を一通り撮ったら伝統衣装に着替えて彼の家族と撮影と食事、最後にあの華やかなドレスでダンス。この順ならほとんど手に入る。歩み寄る気があるなら悪いのはあなたじゃない。でも一切譲らないと言い張るなら、判定は変わると思う。
9. 海外の名無しさん(>>8への返信・投稿者が悪い・👍129)
そこまで完全に彼女の味方だったんだけど、「自分の方が多く払ってるんだから思い描いた式にしたい」が出てきて引いた。あなたに決める権利があるのは、あなたの結婚式だからであって、多く払ってるからじゃない。そこを混ぜた瞬間、ただの力関係の話になる。
10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍152)
式の前からこの調子なら、この先が思いやられるよ。座席を50と言っておいて75人分出してくるのも、日程まで動かしておいて「じゃあ披露宴で着て」と言うのも、順番がおかしい。あなたはもう十分譲ってる。
11. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍704)
この前行ったナイジェリアの祝い事では、主役が3回衣装を替えてた。逆に、数週間前に本式を済ませていたから披露宴では着替えなかった式も見たことがある。まず、彼のご両親や親族が伝統衣装で来ることには口を出さない方がいい。あれは彼らにとっての正装だから。その上で、伝統衣装で写真を撮る場を一つだけ用意してあげたらどうかな。たぶん本当に欲しいのは写真なんだと思う。それ以外はあなたの思い描いた式で通していい。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信・投稿者は悪くない・👍612)
それなら前日のリハーサルディナー(式の前日に親族と関係者だけで開く食事会)に持ってくるのが一番いいと思う。あそこは元々身内の集まりだし、写真もいくらでも撮れる。義母側は体験としてはほぼ手に入るし、本番の一日は削られない。
13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍488)
その日に何を着るかを決めるのは、誰がいくら払ったかとは関係なく本人だよ。自分の結婚式で着る服すら自分で決められないなら、結婚してからも大きい決めごとで意見は通らない。ここは押し通していい場面。
14. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍440)
正直、どっちも大人げないと思う。日程の案内を出した後に本式を潰したご両親も雑だし、そこで「じゃあ私も前の約束はナシ」と構えるあなたも意地になってる。本式が消えたなら披露宴で2着着ればいいだけでしょ。入場と食事は伝統衣装、ダンスの時間は華やかなドレス。うちは夫の母がパナマ出身で私の両親はギリシャとメキシコ、3つ分の衣装も踊りも詰め込んだけど、参列者は大喜びだったよ。5年後に振り返って、あの30分が自分から何かを奪ってると思う?
15. 海外の名無しさん(>>14への返信・投稿者は悪くない・👍396)
その30分を「たった30分」と言えるのは、着替えるのが自分じゃないからだよ。髪をまとめ直して、写真を撮って、また戻す。しかも彼女は伝統衣装を着る場を別に用意すると言ってるんだから、拒んでるわけでもない。二人の日であって、親の日じゃない。
16. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍355)
参列者を黒のフォーマルで統一したい気持ちは分かるけど、彼のご両親が伝統衣装で来るのは服装の指定を破ってるんじゃなくて、あの人たちにとってはそれが正装だからね。そこだけは押さえておいた方がいい。自分の衣装を通すのと、他人の衣装を揃えさせるのは全然別の話だよ。
17. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍332)
着たいものを着ればいい、そこは同意。ただ一つだけ気をつけた方がいいのは、その理由を「自分の方が多く払ってるから」にしないこと。収入差は結婚したら消えるものじゃないし、払った額で決定権が決まる前例を作ると、この先ずっとその物差しで揉めることになる。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信・双方ダメ・👍318)
それが出てきた時点で、もう衣装の話じゃなくて主導権の話になってるんだよね。義母は費用を出さないと決めた側なのに口だけは出してるし、彼女は彼女で出した金額を盾にしてる。角度は違うけど、やってることは同じだと思う。
19. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍287)
ちょっと擁護できない部分がある。ご両親が本式を取りやめたのは確かに身勝手だけど、それを理由に「じゃあ自分も前の約束はナシ」と持ち出すのは仕返しだよね。しかも本人が「本当は着たくなかったと気づいた」と書いてる。中止がなくてもいずれ揉めていた話を、中止のせいにしてるだけに見える。
20. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍264)
ここまで読んで、悪い人が一人もいないのが逆にしんどい。ご両親は自分たちの祝い方を伝えたいだけで、彼女は自分の一日を守りたいだけ。ただ、間に立つべきなのは彼なんだよ。彼が両親に「彼女が選んだドレスを楽しみにしている、その上で二人ともあなたたちの文化を大事にしたい」と自分の口で説明しない限り、この話はずっと嫁と姑の一騎打ちのままになる。
21. 海外の名無しさん(>>20への返信・投稿者は悪くない・👍241)
本当にそれ。この件で一番引っかかるのは、彼が義母と同じ側に立って「着替えてほしい」と言ってるところ。自分の親には自分で話すべきなのに、彼女に向かって説得役をやってる。守る相手を間違えてる。
22. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍218)
誰がいくら払ったかに関係なく、自分の結婚式では着たい服を着ればいい。その一日ですら通せないなら、これから先の大きい決めごとで自分の意見が通ると思う?ここで折れる癖をつけない方がいいと思う。
23. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍196)
結婚式の揉め事にはあまり口を出さないんだけど、これは彼女は悪くない。義母の気持ちも分かるよ。彼女だってそれが分かってるから、ここまで悩んでるんでしょ。でもこれは義母の式じゃない。式の前から義理の家族と衝突したい人なんていないし、そこを押し付けられるのは公平じゃない。
24. 海外の名無しさん(>>23への返信・双方ダメ・👍183)
言いづらいんだけど、この件はどっちの家も後出しなんだよ。ご両親は日程の案内を出した後に本式を潰した。彼女は彼女で、一度承知した衣装を8か月前になって「本当は嫌だった」と言い出した。どっちも先に言えたはずのことを、いちばん動かしにくい時期まで抱え込んでる。
25. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍174)
悪い人はいないと思う。全員が自分の希望を口にしてるだけだし、二人の式なんだから二人とも意見を持っていい。前日の食事会に伝統衣装を組み込めれば一番きれいに収まる気がする。ただ、これから先も「自分の方が多く払ってる」を持ち出し続けるなら、その時は彼女の方が悪いという話になるよ。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が多数派。日程の案内を出した後に本式を取りやめたのは義両親の側で、伝統衣装を着るという約束の土台そのものが向こうの都合で崩れている以上、披露宴の装いを決め直していい、という声が並んだ。夫が伝統衣装を着ることも、義母が別の集まりを開くならそこで着ることも、投稿者自身が受け入れている点も大きい。
一方で、「自分の方が多く払っているから」を理由にした瞬間に、衣装の話が主導権の話にすり替わるという指摘も相当数あった。入場と食事だけ伝統衣装、あとは華やかなドレス——30分の妥協で何年分の角が取れるなら安い、という意見も根強い。自分の一日を守ることと、これから家族になる人たちの祝い方を受け取ること。あなたなら、どこに線を引きますか。

コメント
ガチの伝統って話ならボロキレ同然なんだから金なんてかからんし、お色直しは問題なかろうもん
やりたきゃほぼ全裸でウッホウッホ言ってりゃいいんだからやればいいんじゃね