同僚と話しながら昼食をとっていた投稿者の膝に、新しく入った人の介助犬が頭をのせてきた。昼食をねだる犬に気づいた飼い主は、リードを引き、犬がキャンと鳴くまで耳をつねった。仕事中にうろつき、食べ物をねだり、膝に飛び乗る介助犬。苦情を出そうか迷う投稿者は、自分も職場で障害への配慮を受けている一人だった。海外の判定は?
※注:舞台はアメリカ(投稿者はコメントで、バージニア州にいると明かしている)。ADA(障害のあるアメリカ人法)は障害による差別を禁じる法律で、職場では、障害に応じた配慮(合理的配慮)を雇用主に求めている。介助犬(サービスドッグ)は、障害のある人のために特定の作業をするよう訓練された犬。アメリカには介助犬の公的な認定制度がなく、店などで介助犬かどうか分からないとき、たずねてよいのは「障害のために必要な犬か」「どんな作業をするよう訓練されているか」の2つだけとされる。気持ちの支えになるだけの「感情支援動物」は、介助犬とは別の扱い。
投稿者の相談
職場で騒ぎを大きくしたくないので、昔の捨てアカウントで書きます。
最近、介助犬を連れた人が新しく入ってきました。そのこと自体に文句はありません。障害のある人が仕事で医療的な補助を使うのは理解していますし、私自身もADAに基づく職場の配慮を受けています。介助犬は医療機器と同じで、気を散らしたり触ったり、作業の邪魔をしたりしてはいけない、と教わってきました。連れている人を助けるためにいる犬だからです。
でも、職場で見たような振る舞いをする介助犬は初めてでした。なでてもらっていないとクンクン鳴き、同僚に寄っていっては構ってもらおうとし、飼い主以外の人に何度も食べ物をねだる。誰もおかしいとは言わず、犬が寄ってくれば同僚たちはなでてやり、新人も止めません。犬は少なくとも2回、私たちの作業スペースからうろうろ離れようとし、新人の膝にも何度も飛び乗りました(体調の異変を知らせる動きではなく、ただ抱っこしてほしいだけ。しかも小型犬ではありません)。
先入観は持たないようにして黙っていましたが、様子は見ていました。苦情を考えるまでになったのは、私が同僚と話しながら昼食をとっていたときです。犬が寄ってきて私の膝に頭をのせ、昼食をねだり始めました。気づいた新人はリードをぐいっと引いて「ダメ」と言い、犬がキャンと鳴くまで耳をつねったんです。
介助犬について法律上たずねてよい2つの質問のうちの1つ、「どんな作業をするのか」を聞いてみたかったのですが、会話の中で自然に切り出す方法が見つかりませんでした。
この先も同じことが続いたら、苦情を出そうかと考えています。ADAに基づく配慮として認められた犬なので、何ができるのかは分かりません。でも、あれは仕事をする場にふさわしい振る舞いではありません。うちは患者さんと直接は接しない医療系の事務所ですが、気が散ってミスが出れば、人の命に関わりかねない仕事です(コメント欄での補足)。
追記:私自身も障害があるので、この人が障害や介助犬を偽っていると責めるつもりはありません。どのみち数週間後に上司との面談があります。これまでに見たことは記録してあるので、それまでに悪化しなければ、その面談で犬の振る舞いを話すつもりです。
追記2(コメント欄で):新人の経歴を調べてみたら、副業でドッグトレーナーをしていて、この犬を連れて犬種ごとのドッグショーにもよく出ているらしく、ますます訳が分かりません。
苦情を出す私は間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,405)
投稿者は悪くない。「介助犬です」と言えば、ペットをどこにでも連れていけてしまうのが本当に腹立たしい。本物の介助犬は、こんなふうには振る舞わないよ。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍476)
ほんとそれ。訓練を受けた介助犬と一緒に働いたことがあるけど、出番が来るまでは机の下で伏せて寝てたよ。
3. 海外の名無しさん(>>2への返信・投稿者は悪くない・👍68)
何千人も集まるイベントに行ったとき、出店者のテーブルの下に介助犬がいるなんて、犬が顔を出すまで誰も気づかなかった。しかも実は2匹いて、1匹はその人の介助犬、もう1匹はその人が訓練中の犬。その訓練中の犬でさえ、この投稿の犬よりずっとお行儀がよかったよ。
4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍744)
いや、あの耳をつねる話はひどい。本物の介助犬ならあんな振る舞いはしないし、本物の飼い主ならあんなことは絶対にしない。
5. 海外の名無しさん(>>4への返信・投稿者は悪くない・👍80)
うちのチワワたちは介助犬でも何でもないけど、耳をつねらなくてもちゃんと言うことを聞くよ。犬にあんなことをするなんて、ひどすぎる。
6. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍1)
私なら、苦情より動物虐待のほうがよっぽど気になる。そっちに目を向けていないから、投稿者が悪いと思う。
7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍265)
投稿者は悪くない。苦情は出しなよ。それは訓練された介助犬じゃない。誰かが職場に連れてきたかっただけの、ただの犬だよ。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者は悪くない・👍18)
人事は介助犬の認定なんてろくに確かめず、断ってADAがらみで問題にされるのが嫌で、申請をそのまま通してるだけだと思う。投稿者は人事に「この犬は認定を受けた介助犬ではない」と訴えて、新人に認定証を出させるべき。
9. 海外の名無しさん(>>8への返信・投稿者は悪くない・👍111)
介助犬に「認定」なんてものはないし、それを監督する機関もないよ。投稿者にできるのは、人事にこう書くこと。「犬のせいで業務に支障が出ています。どんな作業をするよう訓練された犬か確認してください。同僚の障害を支えるために、人に食べ物をねだって構ってもらう訓練を受けているのなら、苦情は控えますので」
10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍19)
投稿者は悪くない。それは介助犬じゃない。介助犬は常にリードにつながれて、飼い主の管理下にいなきゃいけない。うろつくのも食べ物をねだるのも、その条件を破ってる。手に負えない犬なら、連れ出すよう求めることもできる。うちの学校でも、講義中に吠え続けた「訓練中の介助犬」の飼い主が、授業をやめるか犬を家に置いてくるよう言われたよ。
11. 海外の名無しさん(>>10への返信・判定保留・👍7)
投稿者です。犬にも建物のセキュリティバッジが出ているので、人事の手続きは通っています(何を提出したかは知りません)。うろついたときも、リードはゆるく持たれていただけでした。心配なのは、みんなに好かれている犬(ねだられた上司本人も気に入っています)に苦情を出して犬がいなくなったら、私が職場の嫌われ者になることです。
12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍3)
投稿者は悪くない。それは介助犬じゃない。介助犬には何万ドル(数百万円)も払うんだよ。だからしっかり訓練されてる。こんなことをする介助犬は、一度も訓練を受けていないか、訓練をすっかり忘れたかのどっちか。たぶん本物の介助犬じゃないし、その同僚は嘘をついてると思う。
13. 海外の名無しさん(>>12への返信・判定保留・👍1)
飼い主が自分で訓練した(しかもかなり下手に訓練した)介助犬という可能性は十分ある。障害のある人の多くはプロが訓練した介助犬を買えないし、順番待ちも長い。だから自分で訓練した犬も認められているんだよ。訓練が雑でも、決まった作業ができていれば介助犬ではありうる。ただ、犬を常に管理するのは飼い主の責任。この犬には短いリードが必要だね。
14. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍1)
投稿者が悪い。自分の仕事をして、同僚に何が必要で何が適切かは、その人の上司か人事に判断させればいい。余計なお世話だよ。犬がどんな作業をするのか聞き出す方法を考えるのは、同僚の障害を裏口から聞き出すのと同じ。投稿者だって、それはよく分かってるはずでしょ。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信・判定保留・👍1)
投稿者です。同僚に必要なものに口を出す気はなく、気になるのは犬の振る舞いです。新人も含めて、みんなが気を散らされずに働けるかは私にも関わります。作業の質問が認められているのは、1つの作業がいろいろな障害に当てはまり、障害を聞くことにならないからです。結局、聞いてもいません。誰かが伝えなければ上司も人事も知りようがないので、面談で話します。
16. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍0)
投稿者は管理職じゃないんだから、犬がどんな作業をするのか聞く筋合いはない。オフィスに犬がいることが苦情の理由になるなんて、どれだけ毎日がつまらないんだろう。むしろ出勤したくなる理由でしょ。
17. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍64)
投稿者は悪くない。ただ、これはかなり慎重に動いたほうがいい。訓練された本物の介助犬がこんなふうに振る舞わないのは100%同意する。でも声を上げれば、投稿者のほうが大変なことになるかもしれない。差別主義者のレッテルを貼られたり、差別だと受け取られて職を失ったり。投稿者は間違ってない。でも、そこまでする価値があるか、よく考えて。
18. 海外の名無しさん(>>17への返信・投稿者は悪くない・👍4)
ただ、犬のせいで仕事に支障が出ているという苦情が上がったら、人事のほうがもっと困るんじゃないかな。犬がしょっちゅう人にまとわりつくなら、嫌がらせだと主張することもできる。犬が怖い人がいれば、犬がいるせいで不安で働きにくい職場になっている、と訴えることもできる。
19. 海外の名無しさん(>>18への返信・判定保留・👍14)
投稿者です。実は犬が怖い同僚がいて、シフトの交代が終わって犬が帰るまで、ひとりで離れていて部署に入ってこないんです。
20. 海外の名無しさん(判定保留・👍1)
どこに住んでるの? カリフォルニアなどの州では、普通のオフィスなら、介助犬としての訓練を受けていない犬でも配慮として認められることがある。職場はたいてい公共の場じゃないからね。結局、その犬は投稿者にどう迷惑をかけてるの? かけてないなら、他人の配慮に口を出すことじゃないのでは?
21. 海外の名無しさん(>>20への返信・判定保留・👍1)
投稿者です。バージニア州です。うちの建物は感情支援動物もペットも入れず、入れるのは介助犬だけです。犬は介助犬のベストも着けています。気になっているのは配慮そのものではなく、犬と飼い主の振る舞いで、それは実際に私にも影響しています。
22. 海外の名無しさん(判定保留・👍0)
近所やドッグランで、介助犬と飼い主の組に2組会ったことがある。「勤務中」はしっかり仕事をしていて、「非番」のときは普通の犬だった。犬を医療機器としてだけ見るのはちょっと違うと思う。機械じゃなくて生き物なんだから。職場での振る舞いが適切だったとは言わないけど、それでも仕事はちゃんとしているのかもしれないよ。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信・判定保留・👍2)
投稿者です。介助犬が「勤務中」でないときに普通の犬らしくするのは、まったく構いません。ロボットじゃないし、生き物として休む時間があって当然です。問題は、普通の犬が入れない場所で、介助犬が普通の犬のように振る舞うことなんです。
24. 海外の名無しさん(判定保留・👍7)
自分から切り出すいい方法があるかは分からないな。私なら放っておいて、そのうち新人が犬のせいで恥をかくのを待つと思う。私は盲導犬を使う人たちと働いているけど、新しく来た人はたいてい、最初は犬がいることにさえ気づかない。それが本来の姿。緊急時でもないのに犬がいると分かるなら、介助犬の務めを果たしていないってことだよ。
25. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1)
ちょっと違う角度から。大学時代に付き合っていた彼は目がほとんど見えず、盲導犬を連れていた。友達づくりに慣れていなくて誰にでも犬をなでさせていたら、犬が縁石や交差点を知らせなくなって、本人がけがをした。投稿者は悪くない。介助犬じゃないならそこにいるべきじゃないし、介助犬ならその同僚の身が危ない。どっちにしても、あの振る舞いは仕事の妨げだよ。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が大多数。訓練された介助犬は出番まで机の下で寝ていて、そこにいることにさえ気づかれない、うろついて食べ物をねだる犬は訓練されていない、という意見が上位に並び、犬が鳴くまで耳をつねった飼い主の対応にも厳しい声が続いた。一方で、アメリカには介助犬の公的な認定がなく、飼い主が自分で訓練した介助犬もありうるので、偽物と決めつけるのは早い、という指摘もあった。
反対意見は、犬の作業を聞き出そうとするのは同僚の障害を探るのと同じだ、苦情より虐待のほうを気にするべきだ、というもの。投稿者は、問題は配慮そのものではなく犬の振る舞いで、上司との面談で話すと答えている。みんなに好かれている犬に苦情を出すのは、余計なお世話か、職場のために必要なことか。あなたならどうしますか?

コメント
いや医療系の職場で犬連れた障害者が働くこと自体やめさせてもらいたいのだが?
でもこれ言っちゃうと今のアメリカ社会では、
たちまち晒しものにされて焼き討ちの刑にでも処されるのかなw
(この投稿者もかなり言葉を選んでビクビクしながら書いてるようだが)
自分だけかもしれないが、病院に行って受付に犬がいたらやっぱり不安になるよ
他にできる事務の仕事なんていくらでもあるだろうに、なんでよりにもよって病院なんだ?
そんな犬とじゃれあってるような看護師さんに薬や医療器具触ってほしくもないしな