「似た魚を買ってきて、入れ替えればいい」——ゴルフに出かける夫が玄関先で言い残したのは、それだけだった。9歳の娘が4年間、その日あったことを話しかけ、描いた絵を見せてきた魚。母親は水槽の前で、すり替えないほうを選んだ。娘は午後じゅう泣き、帰宅した夫はその夜ソファで寝た。海外の判定は?
※注:ベタ(闘魚)=東南アジア原産の観賞魚。ひれが大きく、色柄の個体差がはっきり出るのが特徴で、オス同士を同じ水槽に入れると激しく争うため、一匹ずつ飼われることが多い。原文の「10ガロン水槽」は約38リットル。
投稿者の相談
34歳です。9歳の娘がいます(ここではサリーと呼びます)。娘が5歳になったとき、一緒にベタを買いに行きました。約38リットルの水槽、きれいな水草、隠れ家用の小さなお城まで一式そろえて、娘は白と薄紫がかった一匹を選び、プリンセス・アリエル・バブルと名づけました。
最初の数年はほとんど私が世話をしていましたが、娘が6歳になってからは「餌をあげてね」と声をかける係に回り、ちゃんとあげられているかだけ確認するようにしました。水換えと掃除は二人でやっていました。
自分で世話をするようになってから、娘はこの魚を本当に大切にしていました。その日あったことを話しかけたり、描いた絵を見せたり。とてもかわいいんです。娘には自閉スペクトラム症があり、人とのやりとりが苦手で、学校で友達を作るのに苦労しています。この魚は娘にとって親友のような存在でした。
数日前の朝、娘を学校に送ってから部屋に入ると、プリンセスが水面に浮かんでいました。下に降りて夫(36歳)に伝えると、「似た魚を買ってきて入れ替えればいい」と言われました。私はそうしませんでした。悲しみとの付き合い方を知るのは子どもにとって大事なことだと思うし、娘にはちゃんと見送る権利があると思ったからです。
娘が帰ってきてから、残念だけどプリンセスが死んでしまったことを伝えました。庭に小さなお墓を作って、二人で見送りました。娘は午後じゅう泣いていました。夫がゴルフから帰ってきて、娘が泣いているのに気づいて「どうしたの」と聞き、娘の口からプリンセス・アリエル・バブルが死んだと聞かされると、私のほうをがっかりした顔で見ました。
娘が寝たあと、夫に叱られました。「わざわざ言わなければ知らずに済んだのに、これで子どもが悲しんでいる」と。夫はかなり怒っていて、ソファで寝ています。娘には「気持ちの準備ができたら、一緒に新しい子を選びに行こう」と言ってあります。夫は最初からすり替えるべきだったという考えで、私は自分の判断に迷いが出てきました。
追記:夫ともっと話し合うべきだったという指摘はその通りだと思います。ただ、夫のあの一言はゴルフの予約時間に間に合わせようと玄関を出ながらのもので、帰宅したのは娘が家に着いたあとでした。電話はかけましたが、プレー中で出ませんでした。娘が帰れば水槽が空なのはすぐ分かるので、私はその場で決めるしかありませんでした。この点については夫に謝りました。夫は娘が悲しんでいることに動揺しているだけで、娘をできるだけ守りたい人なのは私も分かっています。
私が間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,854)
9歳でしょ。これが3歳なら話は別だけど、9歳はもう自分で餌をあげて、自分で名前を呼んで、自分で水槽を覗き込む年齢だよ。ごまかせる前提で作戦を立てている時点で、娘さんのことを何年か前の姿で止めて見てると思う。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・誰も悪くない・👍687)
それは分かるんだけど、そこで夫を悪者にするのは違う気がする。この人の頭の中の娘さんが5歳のままなだけで、悪意があってすり替えろと言ったわけじゃない。父親が反射的に「泣かせたくない」と思うのは薄情なんじゃなくて、単に子どもの成長に認識が追いついてないだけでしょ。
3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,615)
旦那さんは楽な道を探すのをやめて、そろそろ本気で親をやったほうがいい。ペットを亡くした子どもに付き合うのは子育ての一部で、確かにしんどいパートではあるけど、自分が悲しい子の相手をしたくないという理由で飛ばしていい工程じゃないよ。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信・双方ダメ・👍604)
「本気で親をやれ」はさすがに強すぎない?夫は出がけに思いつきを一言置いていっただけで、そもそも話し合いの席についてすらいない。奥さんのほうも電話が繋がらないまま一人で決めて、埋葬まで終わらせてから報告になった。順番の話をするなら、この日はどっちも雑だったと思う。
5. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍492)
あと、ベタで4年生きたのは相当な長生きだよ。うちの感覚だと平均は2〜3年くらい。それだけ水も餌もちゃんと管理されていたということで、娘さんの世話がよかった証拠だと思う。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信・投稿者は悪くない・👍338)
うちの子も3年ちょっとだった。この家、約38リットルの水槽に水草と小さなお城まで入れてるんでしょ。ベタって狭い容器で売られているせいで雑に扱われがちだから、そこまでしてもらえた魚はかなり幸せな部類だと思う。あとプリンセス・アリエル・バブルって名前、5歳が全力で考えた感じが出ていて好き。
7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍464)
そもそも、あれだけ凝った色柄の魚をすり替えたところで、ひれの形や模様が違うのは一発で気づかれる。旦那さんは娘さんを何歳だと思ってるんだろう。9歳は3歳じゃないよ。細かいところをよく見ている年齢だよ。
8. 海外の名無しさん(>>7への返信・投稿者が悪い・👍291)
気づかれるかどうかで話が進んでるけど、そこは論点じゃないと思う。問題は、夫と連絡が取れないまま、子育ての方針にかかわる決定を奥さんが一人で確定させたこと。結論が正しくても、片方が留守のあいだに埋葬まで済ませてしまったら、帰ってきた側は蚊帳の外だよ。そこは投稿者の落ち度。
9. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍196)
旦那さんの気持ちも分からなくはないよ。ただ、死ぬことだけはどうやっても避けて通れない。ベタで4年は立派だし、娘さんがよく世話をした結果でしょ。準備ができたら新しい子を迎えればいい。子どもは大人が思っているより強いよ。
10. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍174)
冷静に考えてみてほしいんだけど、この夫婦、4年も飼っていて「この子が死んだらどうするか」を一度も話していないんだよね。魚は必ず先に逝くのに、そこを詰めないまま当日を迎えて、玄関先で押し問答。どっちの言い分が正しいかより、そこが一番まずいと思う。
11. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍146)
正しいことをしたと思う。子どもの人生から嫌なことを全部ならして平らにしてあげることはできないし、それをやると現実も、立ち直り方も覚えられない。もしおばあちゃんが亡くなったら、旦那さんはどうするつもりなんだろう。
12. 海外の名無しさん(>>11への返信・誰も悪くない・👍121)
おばあちゃんの例えはさすがに飛躍しすぎだよ。魚だから一瞬で判断を迫られたし、魚だから「代わりがきく」と思われた。旦那さんが言ったのはその程度の話で、人の死にも平気で嘘をつく人だと決めつけるのは気の毒だと思う。
13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍115)
私は親に守られすぎて育った側です。生き物によって寿命が違うのはどうにもならないし、それを知るのはいくつであっても大事な経験。むしろ小さいうちに軽い形で一度通っておいたほうが、あとが楽だと思う。
14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍85)
旦那さんがやろうとしたのは「悲しい子どもの相手をしなくて済む方法」であって、現実との付き合い方を教える親の仕事じゃないよね。悲しんでいる娘さんに付き合う時間は、面倒だけど親にしかできない部分だと思う。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信・双方ダメ・👍78)
言いづらいんだけど、その書き方のせいでスレ全体が夫叩きに寄っていると思う。この人、帰宅して娘さんが泣いているのを見て、真っ先に「どうしたの」と聞いているんだよ。娘のことはちゃんと見てる。感情の扱いが下手なだけの人を、育児放棄みたいに書くのはやりすぎ。
16. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍72)
気になったのは、旦那さんが「娘に悲しい気持ちを持たせないこと」を目標にしている点。嘘で機嫌をよくしておけば家の中は静かになるけど、それは静かなだけで健康ではない。10代の子とその親を見る仕事をしているけど、この形は後になって必ず効いてくる。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍64)
私は自閉スペクトラム症の当事者で、細かいところばかり見てしまうタイプ。夫が水槽の魚と貝をこっそり入れ替えたときも一発で分かった。色の出方も、ひれの縁の形も、毎日見ていれば覚えてる。すり替えていたら、悲しみに「親に嘘をつかれた」が上乗せされていただけだと思う。
18. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍58)
角度を変えて見ると、これは「すり替え派か正直派か」の話じゃなくて、夫婦が同じ日の同じ出来事について一度も同じテーブルにつけなかった話だよ。朝は玄関先、昼は不在、夜はソファ。子どものいる家でやることじゃない。
19. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍53)
喪失を知るのは成長の一部だし、感情を安全な形で出させてあげるのも同じくらい大事なこと。庭にお墓を作って二人で見送ったの、対応としてすごくいいと思う。泣ける場所をちゃんと用意してあげてる。
20. 海外の名無しさん(>>19への返信・投稿者が悪い・👍44)
対応がよかったのは同意するけど、ちょっと擁護できないのが、夫に一度も「こうするね」が届いていない点。電話に出なかったのは事実でも、一行メッセージを残す時間くらいはあったはず。帰ってきた父親が、娘さんの口から初めて知る形になったのは、順番として雑だよ。
21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍33)
いつまでも守り続けることはできない、旦那さんがどれだけそうしたくても。安全な場所で、ちゃんとお別れをする機会をあげられたのは大きいよ。この先もっとつらい別れが来るんだから。娘さん、優しい子だね。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信・誰も悪くない・👍31)
ただ、すり替えという発想そのものが悪だという流れは行きすぎだと思う。うちは子どものころ、ハムスターが死ぬたびに親が新しい子を迎えていたけど、隠さずに「前の子はもういない、次の子も同じ名前にしよう」というやり方だった。要はやり方の問題で、代わりを迎えること自体が嘘とは限らない。
23. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍26)
9歳ならもう嘘は見抜くよ。しかも毎日自分で餌をあげて、描いた絵を見せて、その日あったことを話していた相手でしょ。色も尾びれの形も全部覚えてる。すり替えても、いつか分かったときに「親は自分に嘘をつく」だけが残る。
24. 海外の名無しさん(判定保留・👍24)
そこまで断言できるかな。旦那さんが普段どういう父親なのかが、本文からほとんど分からないんだよね。投稿者自身も「娘を守りたい人なのは理解している」と書いてる。ソファで寝た一晩分の態度だけで人物像を決めるのは早い。判断材料が足りないと思う。
25. 海外の名無しさん(>>23への返信・投稿者は悪くない・👍20)
気づかれるかどうか以前の話として、初めての強い感情を軽めの場面で通っておけるのは大きいと思う。私も自閉スペクトラム症の当事者だけど、初回がいきなり家族の死だと、その気持ちをどう扱っていいのか分からなくなる。オーストラリアの子ども向けアニメ『ブルーイ』にも、思いどおりにならなかった別れを扱った回があるので、落ち着いたら親子で見るといいよ。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が多数派だった。9歳という年齢、4年という時間、そして色柄で見分けがつくベタという条件がそろっていて、すり替えは遅かれ早かれ気づかれた、という見方が並んだ。悲しむ時間を取り上げないことこそ親の仕事で、そこを飛ばすと子どもは立ち直り方を覚えられない、という声も強かった。
一方で、夫を怠慢と切り捨てる流れには待ったがかかっている。玄関先の一言だけで家庭の方針が決まるはずもなく、連絡が取れないまま埋葬まで済ませた段取りにも、4年飼っていながら「その日」の相談を一度もしていなかったことにも、指摘が飛んだ。すり替えという発想そのものを悪と決めるのは行きすぎだ、という体験談も出た。あなたなら、あの朝の水槽の前でどちらを選んだだろうか。
元スレッド: 「娘の魚を買い替えなかった私はおかしい?」(元投稿)

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