「数日だけ泊めてもらえない?」——電話口でそう切り出された話は、ものの数分で「1か月」になり、「試用期間があるから3か月かも」まで伸びた。極めつけは「そのうち自分の部屋を欲しがると思うわ」。大人2人と子ども4人が暮らす家に、25歳の姪を迎えるかどうか。海外の判定は。
※注:ウォークアウト地下室=傾斜地に建てた家の地下階で、庭に直接出られる造り。北米の郊外住宅では珍しくない。また米国・カナダの多くの地域では、家賃を取っていない居候でも一定期間住み続けると法律上「入居者」とみなされ、出て行ってもらうのに裁判所を通した正式な立ち退き手続きが必要になる場合がある。コメント欄で「短期でも契約書を交わせ」という助言が並ぶのはこのためである。
投稿者の相談
パートナー(51歳・男性)と私(47歳・女性)、そして4人の子ども(16歳がふたり、19歳、20歳)で暮らしています。ステップファミリーなので、子どもたちはそれぞれのもう一方の親の家と行き来しています。住まいは、大きめの街の郊外にある5寝室の一軒家です。
昨夜、パートナーの姉妹から電話がありました。「知らせと、お願いがひとつある」と。知らせのほうは、彼女の娘(25歳・女性)が私たちの住む街の仕事に採用されたということ。彼女たちは国の反対側に住んでいます。そしてお願いというのが、その娘がこちらに来たとき、うちに住まわせてもらえないか、というものでした。
親族が休暇でうちに泊まりに来るのは、まったく構いません。地下には庭に直接出られる広いスペースがあって、手を入れれば寝室にできる部屋もあります。
ただ、地下は子どもたちがテレビとソファでくつろぐ場所でもあります。寝室にできそうな部屋は窓こそきちんとありますが、ドアを付けるところからです。しかもその階のバスルームは上の子2人が共用しているもので、姪の専用にはなりません。
広さは足りている。それは自分でも分かっています。足りていないのは、終わりの見えない居候を受け入れる余裕のほうです。話は「数日だけ」から始まって、「1か月」になり、「試用期間があるから3か月かも」まで伸びました。しかもそれが、たった数分の会話の中で起きたことです。
極めつけは、パートナーの姉妹の「そのうち自分の部屋を欲しがると思うわ」というひと言。……そのうち? 1〜2週間ならいいですよ。でも期限が決まっていないのは、さすがに頼みすぎではないでしょうか。
姪はあまり料理をせず、食べ物の好き嫌いも多いようです。彼女が食べられて自分で作れるものは、子どものひとりに食物アレルギーがあるため、うちには置いていません。地下で食べる分にはいいけれど、キッチンには持ち込ませられない。それに犬と猫を連れてくるかもしれないと言うのです。子ども2人がひどいアレルギーなので、これは絶対に無理です。
正直、姪のことはよく知りません。会ったのは2回だけで、どちらのときも彼女から私に話しかけてくることはありませんでした。とてもよそよそしい印象でした。
向こうの家族は、とにかく情報を出しません。こちらに来る日付は変わり続けるし、どこで働くのかは何度はっきり聞いても誰も教えてくれない。恋人も一緒に来るのか、車を運転して来るのか、そういうことも全部あいまいなままです。私たちは隠しごとが好きではありません。住まわせてほしいと頼む側なら、なおさらです。国家機密でもあるまいし。
姪はひとりっ子で、かなり手厚く育てられてきました。母親は今も娘の行動を把握したがりますが、私はそこに巻き込まれたくない。うちの子たちには年齢相応の自由があります。25歳を監視して、どこへ行った、何時に帰ったと問い詰めるつもりはありません。それは私たちの役目じゃない。この件は彼女自身が大人として動くべきで、5人目の子どもを引き受ける気はないんです。
親族との間に波風は立てたくありません。断れば確実に揉めます。でも一緒に暮らしたら、もっと揉めるんじゃないでしょうか。
期限も分からないまま姪を住まわせるのを断った私が間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,974)
あなたは姪を助けるのを断ってるわけじゃない。「落ち着くまでの間、泊めてもらえない?」と「先の見通しが立つまで、期限なしで住まわせて」がまったく別のお願いだと、ちゃんと見抜いただけです。この2つを地続きにして話してくる相手には、気をつけたほうがいい。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍1,186)
そもそも姪本人から一言もないのが最大の引っかかりどころ。25歳の大人が自分の住む場所を頼むのに、本人が電話一本かけてこない。この時点で、住み始めたあとに交渉相手になるのが誰なのかまで見えてる。
3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍362)
やり方は2つある。ひとつは理由を並べずにきっぱり断ること。「やっぱり難しくなった」「うちの事情に合わない」で終わらせる。説明すればするほど反論の材料を渡すだけです。もうひとつは、受けられる範囲を先に決めて書面にすること。2か月まで、食事も洗濯も自分でやる、期限が来たら見つかっていなくても出る。そこまで書いて署名する。少額でも家賃を取って正式な契約にしておくのが安全です。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信・投稿者が悪い・👍418)
いや、これは投稿者のほうが冷たいと思う。5寝室の家に地下のスペースまであって、身内が知らない街で新しい仕事を始めるという場面で、出てくるのが「1〜2週間まで」。ペットと食物アレルギーは動かせない事情だから、そこは仕方ない。でも試用期間が3か月あると分かっていて期限を2週間で切るのは、助ける気がないのと同じです。最初に断ると決めてから理由を数えているように読める。
5. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍242)
これまでもらった中でいちばん役に立った助言が「頼れる先はあなただけじゃない」というもの。本当にその通りで、あなたが断ったからといって姪の道が閉ざされるわけじゃない。短期の賃貸もシェアハウスも週貸しの部屋もある。自分が唯一の救い主だと思い込む必要はまったくないです。
6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍179)
揉めるのが心配って言うけど、揉め事を持ち込んだのは向こうでしょ。姪の住むところが決まっていない、しかも基本的なことを不自然に隠している。その問題を作ったのはパートナーの姉妹と姪であって、あなたじゃない。断ればその瞬間に問題は終わります。こちらの都合を一切考えない人たちをがっかりさせることを、どうしてそんなに恐れるんですか。
7. 海外の名無しさん(>>6への返信・誰も悪くない・👍327)
私は誰も悪者じゃないと思う。母親は娘の門出をなんとかしてやりたいだけだし、投稿者は自分の家庭を守りたいだけ。両方とも動機はまっとうです。不幸だったのは、最初の切り出し方が「数日だけ」だったこと。はじめから「3か月お願いしたい」と正面から言われていたら、たとえ断るにしても、ここまで不信感は残らなかったはず。
8. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍134)
新しい仕事に採用された25歳なら、その給料で自分の部屋を借りればいい。すでに6人が暮らしている家に転がり込む必要はどこにもないです。むしろ通える範囲に自分の部屋を確保するところまでが、その仕事を受けるという決断のはずでしょ。
9. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍123)
25歳の住まいの相談を、なぜ母親が電話してくるの。それ自体が危険信号だと思う。自分で電話もできない、仕事の詳細も約束できない相手を、私なら検討の土俵にすら上げません。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信・判定保留・👍289)
そこが分からないと私は判定できない。姪本人が、この話を知っているのかどうか。母親が勝手に段取りしているだけなら、断る相手は姪じゃなくてパートナーの姉妹だし、姪の「よそよそしさ」の評価も変わってきます。まずそこを確かめてからでいいのでは。
11. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍101)
うちは長期滞在型のホテルじゃない。それだけの話です。自分たちの平穏と、家の中の子どもたちを守っていい。短い期間だけならと折れたところで、全員が気を遣い続ける数か月になるのが目に見えている。それなら最初から全部断ったほうが、恨みも遺恨も少なくて済みます。
12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍75)
全体的にきな臭い。国の反対側の仕事を受けるのに、住むところをまったく手配していないのがまず変です。部屋の準備ができるまで1〜2週間、というお願いなら普通。でも期限なしで無料で住むのは普通じゃない。恋人とペットまで来る可能性があるなら、下手をすると仕事のない居候が2人と動物が増えるところから始まります。情報を出さないのも、単なる不注意には見えない。
13. 海外の名無しさん(>>12への返信・投稿者が悪い・👍256)
情報を出していないのは親であって、姪本人じゃないですよね。投稿者が姪について書いているのは「2回会って、話しかけてこなかった」だけ。それで「よそよそしい」「5人目の子ども」とまで書くのは、さすがに決めつけが早すぎる。ろくに知らない親戚の家で、話しかけられるまで黙っている25歳なんていくらでもいます。断るのは自由だけど、本人の人格まで判定するのは違う。
14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍49)
うちの母が同じような頼まれ方をしたことがある。知り合いの子が大学に入るまでの2〜3週間だけ、と言われていました。結局6か月いた。母が「休みが明けたら親戚が泊まりに来るから部屋がない」と嘘をついて、やっと終わったんです。しかもその子は生活費を一切入れず、そのお金で毎晩飲みに出ていた。20年前でも、本気で探せば部屋は2週間で見つかりましたよ。
15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍43)
食物アレルギーとペットのアレルギー、それだけで断る理由としては十分すぎます。それでも関係が心配で言い出しにくいなら、条件を全部並べてしまうのも手。食べ物は自分で用意する、アレルギーの元になるものは持ち込まない、ペットは論外、共用スペースは子どもたちの場所でもある、仕事が決まったら出る。ここまで言えば、たいてい向こうから引きます。
16. 海外の名無しさん(>>15への返信・双方ダメ・👍198)
冷静に考えてみてほしい。断る理由がアレルギーなのか、「情報を出さないのが気に入らない」なのか、読んでいて途中で分からなくなります。動かしようのない理由がちゃんとあるのに、そこに感情の話を混ぜるから、向こうに「説得すれば変わる」と思われる。向こうの伝え方も最悪だけど、投稿者の側も本題を一本に絞れていない。どっちもどっちだと思う。
17. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍42)
仕事の話をここまで隠すって、逆にそこが本題なんじゃないの。会社も職種も言えない、来る日も決まらない。危険信号が多すぎて、80年代のソ連の軍事パレードみたいに赤旗がずらっと並んでる。娘が国を横断するような仕事に採用されたら、普通の親は聞かれる前に自慢してくるものでしょ。
18. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍33)
「いつ来るの」「どこで働くの」という当たり前の質問に答えられないなら、それはもう真剣な相談じゃない。真剣じゃない相談を、こちらだけ真剣に受け止める義理はないです。しかもペットも恋人も食事も受け入れられないんだから、これ以上話を進める理由がどこにもない。
19. 海外の名無しさん(>>18への返信・投稿者は悪くない・👍30)
そもそも25歳なら、頼むのは本人であって母親じゃない。断ったあとで親族から何か言われたら、心底きょとんとした顔で「あら、姪っ子さん本人からは何も聞いていないけれど」と返せばいいと思う。事実そうなんだから。
20. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍24)
子どものアレルギーだけでも断る理由になるのに、そこに共用のバスルーム、来るかもしれない恋人、車があるのかも分からない移動手段が乗ってくる。4人の子どもがいる家が引き受ける量じゃないです。犬と猫を連れてくるという時点で、もう検討の必要すらない。姪にとっても、狭くても自分の部屋を借りたほうが絶対にいいですよ。
21. 海外の名無しさん(>>20への返信・投稿者が悪い・👍167)
みんな見落としてるけど、この断り方は10年単位で効いてくる。結論は変えなくていいんです。でも「うちは無理」で終わらせるのと、「泊まれるのは最初の2週間、その代わり不動産屋も内見も一緒に回る」と言うのとでは、5年後の親族の集まりの空気がまったく違う。自分の子どもが同じ立場で誰かを頼る日も来ます。代替案をひとつも出さずに閉じるのは、長い目で見て損だと思う。
22. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍19)
検討するかどうか以前に、どこの会社の何の職なのかを教えてもらうのが先です。私なら採用通知の写しを見せてもらう。給料が2か月以内に自分で部屋を借りられる水準かどうかも確認が要る。犬と猫は論外。私自身、犬は本当に好きだけど、夫も息子たちもアレルギーです。若い子が一日中働いていたら、結局その動物の世話をするのはあなたの家族になります。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信・誰も悪くない・👍143)
角度を変えて見ると、これは文化と家庭差の話でもあると思う。親が成人した子の住まいを手配して回る家庭は、実際いくらでもあります。その家の感覚では、身内に頼むのは失礼でも何でもない。姪が2回とも黙っていたのだって、人見知りだっただけかもしれない。価値観の違う者同士がぶつかっただけで、どちらかが悪人という話ではないのでは。
24. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍17)
結局あなたが親役をやらされる未来しか見えない。ペットの世話、病院の予約、洗濯。何かで言い合いになった瞬間、彼女は母親に電話して、あなたは自分の家の中で外から大人扱いを覆されることになります。母親から「娘が電話に出ないんだけど」と連絡が来て、「さあ、どこにいるかは知りません」と答える日も来る。一度でも踏み込ませたら、休まる時間は二度と戻ってきません。
25. 海外の名無しさん(>>24への返信・双方ダメ・👍96)
気になったんだけど、この話、当の姪が一度も出てこないんですよね。向こうは本人抜きで段取りを進めて、こちらも本人抜きで結論を出そうとしている。25歳が住む場所の話を、大人が全員そろって本人の頭越しにやっているのが、いちばんおかしいところじゃないですか。断るにしても、一度くらい直接話してからでいいと思う。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が大多数だった。決め手になったのは家の広さでも間取りでもなく、「数日」が数分のうちに「3か月」まで伸び、最後は「そのうち自分の部屋を欲しがると思うわ」に着地したこと。そして、住まわせてほしいと頼む本人から一言もないこと。子どものアレルギーという動かしようのない事情も、断る理由として十分だと受け止められていた。
一方で、「空いている部屋があるのに期限を2週間で切るのは冷たい」「代替案をひとつも出さない断り方は、10年後の親族関係に返ってくる」という指摘も無視できない数あった。そもそも当の姪がこの話を知っているのかすら分からない、と首をかしげる人も。あなたなら、期限の決まっていない同居の相談をどう断りますか。それとも、最初の数週間だけは引き受けますか。

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