「うちの境界沿いに植えた木を切らせてほしい」――そんな申し出を、植えたばかりの苗木に対して隣人から受けたら、あなたはどう答えるだろう。投稿者夫婦は「切るのは嫌、でもフェンスから少し離して移植する」と譲歩したが、隣人からは「移しても無駄。20フィートは伸びるし、地下茎がうちの敷地に来る」と長文の説教メッセージが返ってきた。庭は誰のもの? それとも将来の近隣トラブルへの配慮こそ大人? 海外の判定はくっきり割れた。
※注:チョークチェリーは北米原産のサクラの仲間で、最大で高さ6m・幅6〜9mまで育つ。地下から「サッカー」と呼ばれる地下茎の新芽が広がりやすく、近隣の庭に侵入する性質がある。
投稿者の相談
彼女は園芸が趣味で、最近うちの裏庭にチョークチェリーの苗木を植えた。それが隣人を怒らせているらしい。フェンスから離す形で移植する用意はあるが、伐採はしたくない。
今日届いたメッセージのやり取りはこんな感じだ。
隣人:「春ですね。お知らせなのですが、フェンスはあと1〜2年は持たせたくて、そのためには境界沿いに雑木が育つのを避けたいんです。今、こちらが切った木のすぐそばに、2.5メートルほどのカエデの実生(じっせい)がありますよね。大きくなる前に切ってもいいでしょうか?」
こちら:「春ですね。あれはカエデじゃなくて、彼女が植えたチョークチェリーです。秋になったらフェンスから少し離して移植する予定ですし、うちの日本のカエデも剪定して、新しく植えるものもフェンスに配慮します」
隣人:「正直なところ、移したところで残念な結果になります。チョークチェリーは高さ6m、幅最大9mまで育ちます。日当たりの関係でこちらに伸びてくる可能性が高いし、地下茎がうちのテラスや小さな花壇の下に走り込んできます。ジャックが植えた桜の木は越してきた頃3mだったのが、今は15mを超えて本当に迷惑しています。境界沿いに植えて放置する近所の木の処理に、これまで何万ドルも費やしてきました。植える場所として本当に適切とは思えません。あなたの庭ですから自由ですけれど、場所だけは再考してほしいです」
まだ返事はしていない。フェンスから3メートル離してもいいと思っているが、それでも収まらない気がする。彼女の要求は妥当だと思う?
補足:前にあそこに生えていたのは樹高20メートル超の砂糖カエデで、その時も隣人から切るよう求められた。「自分たちの命と財産を守るため、うちの敷地に張り出した枝はすべて切除します。木そのものを切らなければ見栄えは悪くなるでしょうけど、少なくとも我々が死なずに済みます」と書かれていた。これまで頼まれたことには全部応じてきたが、毎回この言い方に正直うんざりしている。
私が間違ってる? 隣人の伐採要求を断っているのは。
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,931)
他人の庭の中身まで自分の都合で口出ししてくる隣人、本当に苦手だ。
近隣に住むという以上、葉っぱが落ちてくるとか、種が飛んでくるとか、新芽が出てくるとか、そのくらいは引き受けるべきこと。フェンスから離して移植するという譲歩だって、本来こちらに義務があってやることじゃない。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍812)
本当にそれ。「ご自由にどうぞ、でも再考してほしい」とか書きながら、再考しなかったら絶対さらに長文を送ってくるタイプだよ、この人。
3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍597)
返事はこれでいいと思う。「アドバイスありがとうございました! どうぞ良い一日を!」――そしてもう二度と話さない。あなたの庭なんだから。
4. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍374)
自分の隣の土地まで管理したいなら、その土地を買えばいいのに。たかが隣家の庭で何をどう植えるかなんて、口を出す権利はない。
5. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍317)
言い方こそ少し堅苦しく聞こえるかもしれないけど、私はこの隣人、頑張って丁寧に書こうとしてると思う。長年いろんな近所の木で痛い目に遭ってきた人なんだろうな、というのが文面から伝わってくる。受け入れる義務はないけど、丁寧に「ごめんなさい、伐採はしません」と返せば終わる話だよ。
庭が生活の中心になってる隣人を持つのも、ある意味珍しい体験だと思う。
6. 海外の名無しさん(>>5への返信・投稿者は悪くない・👍342)
丁寧さを装ってるだけで、内容は「お前の庭の植栽に同意できない」だからね。本当に丁寧な人は「再考してほしい」「場所として適切とは思えない」みたいな上から目線の言葉は使わない。
7. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍209)
彼女、植える前にチョークチェリーがどこまで育つか調べた? 隣人のメッセージにイラっとする気持ちは分かるけど、結果として迷惑を被るのは隣の家なんだよね。植えた本人じゃない。
本当に幅6〜9mまで広がるなら、3m離したくらいじゃ全然足りない。これからは「ドワーフ品種」(小型に育つよう改良された品種)を選ぶ方向で考えたほうがいいと思う。実際にはカタログ値より大きくなりがちだけどね。
8. 海外の名無しさん(>>3への返信・投稿者は悪くない・👍129)
これが正解。こういう話、本当はr/treelaw(樹木に関する法律相談板)向きだとも思う。受動攻撃的な近隣トラブルの典型例だけど、法的な根拠だけ確認しておけばあとは無視で十分だよ。地域の条例で植栽の距離が決まっているところもある。
9. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍119)
全体としては誰も悪くないと思うんだよね。向こうは丁寧に頼んでいるし、こちらも丁寧に答えている。それだけのこと。
うちの隣家にも枯れかけの桜があって、枝の75%は死んでいるのに、その枝がこっちに張り出してくる。落ち葉も全部こっち。でも勝手に切ると「木を殺した」と言われかねないから手が出せない。長年こういう近隣関係を見てきた立場からすると、最初に「植える場所」だけは慎重に決めたほうが、お互いのためになると思う。
10. 海外の名無しさん(>>9への返信・投稿者は悪くない・👍478)
気持ちは分かるけど、それは「これから植える人」へのアドバイスとしては有効でも、もう植えた後の投稿者に当てはめるのは酷だよ。彼女は移植するって言ってるんだから、それ以上を求めるのは過剰要求。
11. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍72)
地元の条例を確認するといいよ。大型樹木はフェンスから6m以上離すことが推奨されている地域もある。
ただし、地下茎の話は隣人の言い分が正しい。サッカー(地下から出る新芽)が群生にならないようマメに刈り取る必要はあるから、そこは責任を持って管理してあげてね。
12. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍68)
このお隣さん、庭全体をコンクリートで舗装したくなるタイプに聞こえる。在来種の美しいチョークチェリーを楽しんで。300種以上の在来昆虫が宿る木で、蝶もたくさん来てくれる。自然のあるご近所こそ豊かな環境だよ。
13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍47)
私だったら境界沿いに、ヒノキを56本ずらっと並べて返事に代える。冗談みたいだけど、それが「あなたの庭の話に口を出さないで」というメッセージになる。
14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍42)
分かる、本当に分かる。うちの隣もちょっと木のことで神経質で、最初は仲良くやろうと譲歩を重ねたんだ。でも結局うまくいかなくて、向こうは何も言わなくなった。本人は「全部切れ」と言いたいんだろうけど、私はうちの木を愛してるから切らない。
近所付き合いは大事だけど、庭はあなたのもの。あなたの好みに合わせる場所であって、隣人の好みに合わせる場所じゃない。あなたはちゃんと歩み寄りの努力をしてる。
15. 海外の名無しさん(>>14への返信・投稿者は悪くない・👍42)
それに加えて、背の高い灌木を内側にずらっと植えて、向こうから庭が見えないようにしてしまうのも一つの手だよ。視線を切るだけで気持ちがずいぶん楽になる。
16. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍40)
投稿者は悪くない、でも隣人の気持ちもちょっとは分かる。地下茎で広がる系の木が境界に植わると、後始末を背負わされる側はキレるよ。今うちが侵入性の竹で同じ目に遭ってる。最終的に侵入してくる新芽の駆除費はうちもち。
だからこそ移植は約束通りやって、地下茎の管理もしっかりやってあげると、長期的に揉めずに済む。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信・双方ダメ・👍645)
これに尽きると思う。投稿者は法律的に悪くない、隣人は言い方が悪い、で両方少しずつおかしい。チョークチェリーの地下茎は本当に厄介で、5年後に「ちゃんと言ったのに」と恨み合うパターンしか見えない。今のうちに第三者(樹木医とか)を入れて距離を決めたほうがいい。
18. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍36)
投稿者は悪くない。それ以上動かす必要もないし、切る必要もない。あなたの庭をどうするかは、あなたが決めること。隣人にあれこれ指図する権利はない。
19. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍36)
これ、隣人として相当礼儀正しくやってると思う。陰でブツブツ文句を言うのでも、いきなりキレるのでもなく、文章で相談してきた。それ自体は評価していい。
一方であなたの庭はあなたのもの、というのも事実。誰も悪くない案件。ちなみに私の隣にあったオーク(樫の木)が大量のドングリを4つの庭にばら撒いていて、結局自分のは切った。隣の同じ年代の木からも飛んできた。最終的に向こうも切って、本当に助かった。文句は言わなかったけどね。でも先に植えた側がある程度の責任は負う、というのが私の感覚。
20. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍35)
言いづらいんだけど、両方とも譲歩する気が薄いように見えるんだよね。投稿者は「もう疲れた」と言いつつ強硬姿勢、隣人は「再考してほしい」と言いつつ実質伐採要求。
本当に解決したいなら、第三者の専門家に「この場所にこの樹種は何メートル離せばOKか」を判定してもらえばいい。感情で押し合っても何も変わらない。
21. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍34)
これ以上返事しなくていい。「秋に移植する」と一度伝えたなら、それを実行するだけ。やったやらないでまた絡んできたら、その時に対応すればいい。先回りして謝る必要はないよ。
22. 海外の名無しさん(>>21への返信・投稿者は悪くない・👍30)
これに同意。長文メッセージにつき合うと、相手は「議論できる」と思い込んでさらに長文を送ってくる。「ご意見ありがとうございます。秋に予定通り移植します」の一文だけで切る。
23. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍29)
擁護派が多すぎて言いづらいけど、これは投稿者の方がやや配慮不足だと思う。地下茎で侵入する性質を持つ木を、わざわざ境界線の近くに植える時点で、隣人とトラブるのは予見できたはず。隣人の言い方が嫌味っぽいのは認めるけど、内容自体は「実害が出る前に止めて」という当然の主張だよ。
これから何十年も向き合う相手なのに、最初の植栽選びでケンカを売る形になってしまったのは投稿者側のミス。
24. 海外の名無しさん(誰も悪くない・👍27)
今の時点では誰も悪くない、でも将来的に投稿者が悪い側に転がる可能性はある。植えた以上、地下茎の管理は責任を持って続ける必要がある。隣の庭に新芽が出てきても「自然のことだから」と放置したら、その時点で本当の悪者になる。
専門家、特に樹木医(アーボリスト)に一度見てもらうのが一番平和的だと思う。
25. 海外の名無しさん(>>23への返信・投稿者は悪くない・👍26)
擁護派が多いのは「隣人が自家撞着してるから」だよ。「あなたの庭ですから自由です」と書きながら、内容は完全に伐採要求。この矛盾に気付いていない時点で、もう話せる相手じゃないでしょ。
それでも投稿者は「秋に移植する」「日本のカエデも剪定する」と十分すぎる譲歩をしてる。これ以上譲ったら、来年は別の木でまた揉めることになるよ。線引きは大事。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が多数派。「自分の庭で何を植えるかは自分が決める」「隣人は丁寧さを装っているが内容は完全に伐採要求」「すでに移植まで申し出ているのに、それ以上は過剰要求」という意見が中心となった。一方で、「双方ダメ」「誰も悪くない」「投稿者が悪い」も合わせて約3割を占め、AITAらしい真っ二つの構図に近い議論となった。
少数派からは「チョークチェリーは地下茎で広がる性質があり、境界沿いに植えた時点で予見できた」「隣人の言い方は嫌味っぽいが、実害を訴える内容自体は妥当」という冷静な指摘も。秋の移植はもちろん、地下茎の管理を投稿者側が責任を持って続けるなら長期的にも平和でいられるはず。あなたなら隣家との関係を取るだろうか、自分の庭の自由を守るだろうか。


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