「うちの木に勝手に触らないで」――投稿者(35歳・女性)は、引っ越し先の隣家から伸びる大きな枝にずっと悩まされていた。日差しは遮られ、樹液と落ち葉でテラスは台無し。丁寧に剪定をお願いしたら断られ、ついに自分の敷地側にはみ出した分だけを切り落とした。すると隣人は激怒。海外の判定は果たして――。
※注:米国の多くの州では「自分の敷地に越境してきた枝は、樹木を枯らさない範囲で自分で剪定してよい」というコモンロー(判例法)が確立している。日本の民法233条はこれと逆で、原則として隣地所有者に切ってもらう必要があったが、2023年4月施行の改正法で「催告しても応じない/所有者不明/急迫の事情あり」のいずれかなら自分で切れるようになった。今回のケースは米国の話。
投稿者の相談
35歳の女性です。最近、静かな郊外の住宅街にある一軒家に引っ越しました。物件自体はとても気に入っていて、決め手のひとつが裏庭でした。プライベート感のある広めの庭なんですが、右隣の家との境界沿いに、大きな木が何本も植えられていたんです。
冬に内見したときは、木は葉が落ちていて気にならなかった。でも春から夏になって、その枝がうちの敷地にどれだけはみ出しているか、はっきり分かってしまった。
枝はフェンスを越えてかなりこちら側まで張り出していて、庭やテラスへの日差しを遮るし、落ち葉や樹液、ときには小枝までうちの庭に落ちてくる。屋外用の家具まで汚れて、毎日のように掃除に追われていました。
何週間か我慢したあと、隣の家に行って丁寧にお願いしました。「うちの敷地にはみ出している分だけでいいので、切ってもらえないでしょうか」と。返ってきたのは「木は健康だし、プライバシーと日陰として気に入っている。剪定すると形が崩れるし、木を傷めるかもしれない」という拒否でした。
それからもしばらく様子を見たんですが、状況は悪化する一方。とうとう私は、自分の敷地側にはみ出している部分だけを、自分で切り落としました。隣家の敷地側には一切手を出していません。
数日後、隣人が血相を変えてやってきて「うちの木に触る権利なんてない、傷つけたかもしれない、もう一度頼むなり正式な手続きを踏むべきだった、お前は失礼で、自分の物でもない木を支配しようとしている」と猛抗議されました。
今、関係はピリピリしています。私は越境している枝への対処は自分の権利の範囲だと思っていたけれど、相手はそうは見ていない。私が間違ってる?
海外の反応
1. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍4,112)
米国のほとんどの州で、敷地境界線まで枝を切り戻すのは合法。ただし「木を傷めない範囲で」というのが大前提。きちんと整える剪定と、半分ぶった切って傷口が開いた状態にするのは全然違う話だからそこは注意。木を枯らすと損害賠償がとんでもない金額になるから、本気で切るならアーボリスト※に相談した方がいい。あなたは事前に話し合おうとして、相手がそれを蹴ったんだから、結果については相手が引き受けるべき。
※ アーボリスト:樹木医・樹木管理の専門資格者。米国では ISA(国際樹木学会)認定資格が一般的で、隣人トラブルや訴訟になると「認定アーボリストの診断書」が証拠としてかなり強い。
2. 海外の名無しさん(>>1への返信・投稿者は悪くない・👍1,841)
ツリーロー!ツリーロー!ツリーロー!この界隈には r/treelaw っていう専用の板まである。それくらい揉めるネタなんだよ。木が絡んだ瞬間、賠償額の桁が一気に変わるから本当に油断できない。
3. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍2,488)
私は認定アーボリストで、こういう案件を日常的に見てる(弁護士ではないので法的助言ではないけど)。米国のほとんどの管轄で、境界線を越えてきた枝は、木全体の健康を損なわない限り切っていい。あなたの説明を読む限り、木に致命的なダメージを与えたようには聞こえないよ。法的にはあなたは強気で出ていいんだけど、関係修復のために「越境した枝の剪定」というキーワードで検索してみて、と教えてあげる手もある。それでも納得しないなら、認定アーボリストに半額ずつ負担して診断してもらえばいい。彼が拒否したら、訴訟になったとき診断費用を全額負担するのは相手のほう。
4. 海外の名無しさん(>>3への返信・判定保留・👍487)
正直、投稿者が写真を出してないのがちょっと気になる。どの太さの枝を、どのくらい、どんな道具で切ったのか全く情報がない。電動チェーンソーで太枝をぶった切ったのか、伸長式の枝切りバサミで先端を整えたのか、その違いだけで話が180度変わるよ。
5. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,562)
協力的に解決しようとして、相手がそれを蹴ったんだよね。だったら自分で対処するしかない。それに隣人の言い分、たぶん嘘混じってる。「境界を越えた枝は切っていい」という法的権利は基本的にあなたにあるよ。
6. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,394)
木を枯らさない範囲なら、越境した枝は切っていい。最初に礼儀正しくお願いしたんだから十分。隣人は「どうせ言うだけで何もできないだろう」とタカをくくってたんだと思う。本当に切られたから慌てて怒り出しただけ。一生樹液と落ち葉を受け入れろってのは無理筋だよ。
7. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍1,221)
よほど変な条例がある地域でない限り、越境した枝は切っていい。法律はあなたの側。隣人がいくら吠えても、訴えると逆に自分の首を絞めるから本気で動けないはず。
8. 海外の名無しさん(判定保留・👍988)
情報希望:切る前にアーボリストに相談した?枝の量が多めだったなら、専門家に診てもらうのが本当はベストだった。あとで「木が枯れたのはお前のせいだ」と訴えられたとき、診断書があるかないかで全然違うから。
9. 海外の名無しさん(>>8への返信・判定保留・👍432)
私もまずそれを思った。「自分は枯らしてない」と証明できる手段を、切る前に確保しておくのが安全。r/treelaw で先に聞くのも全然アリだったと思う。今からでも遅くないから、業者に来てもらって「枯死リスクなし」の所見をもらっておくといい。
10. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍906)
質問:その州・郡の樹木条例はどうなってる?市町村によっては「事前に書面通知が必要」みたいな細かいルールがあるので、念のため自治体のサイトを確認しておくと安心。万が一通知義務違反があっても罰金で済むことが多いけど、知ってる方が後々強い。
11. 海外の名無しさん(>>10への返信・投稿者は悪くない・👍541)
うちの州だと「自分の側に越境した分」だけは切っていい。境界線を越えて相手の敷地側に手を出すと一気にアウト。投稿者は線を越えてないって明言してるから、その点はクリアしてる。
12. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍812)
ぶっちゃけ、これは双方が悪い。隣人が剪定を拒否したのは身勝手だけど、投稿者の側も「相談がダメだったから即DIY」は急ぎすぎ。間に文書での催告を1回挟んでおくべきだった。書面の記録がないと、向こうに「いきなり切られた」と被害者ヅラされる余地を残してしまう。
13. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍774)
自分の庭に落ちたものは自分で片付ける義務がある。逆に、もしあの木が倒れて投稿者の家を壊したら、その瞬間「越境部分の管理責任」が問題になる。だったら最初から越境部分を切る権利が認められてないとおかしいよね。
14. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍695)
私の住んでる場所では、越境した枝や根っこは、植物全体に大きなダメージを与えない限り切ってOK。送電線に絡みそうとか、家にぶつかりそうとか、実害がある場合はなおさら。隣人にチャンスをあげたのに無視されたんだから、自分の財産を守るために動いただけ。
15. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍642)
合法。果樹だったら「越境した側の実は採っていい」って判例まである地域もあるからね。落ち葉と樹液を毎週掃除させられる側の苦労、たぶん隣人は全然分かってない。プライバシー目的なら自分の敷地内に植え直せばいいだけの話。
16. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍588)
枝を切る前に隣人に声をかけた時点で、もう礼儀は果たしてる。今後また同じことになったら「事前に通知はします、でも対応がなければ越境部分は切ります」と一度書面で送っておくといい。「次は最後の警告だ」とハッキリさせれば、相手も次は無視できなくなる。
17. 海外の名無しさん(>>16への返信・投稿者は悪くない・👍413)
書面、本当に大事。口頭だと「言った言わない」になるけど、メールやSMSで残しておけば訴訟になっても勝てる。剪定前の写真と剪定後の写真もスマホに残しておくのを忘れずに。
18. 海外の名無しさん(投稿者が悪い・👍478)
擁護派が多すぎる気がするんで言うけど、私はちょっと違う意見。あの木は投稿者が引っ越してくる「ずっと前」からそこにあった。冬の内見で気付かなかったのは投稿者側の落ち度で、それを後から「邪魔だから切れ」と言うのは新参者の傲慢では?少なくとも費用の半分を申し出るくらいはしてもよかったと思う。
19. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍624)
うちのおばさんも全く同じ目に遭ってた。何度頼んでも隣人は無視。業者を呼んで自分の側だけ切ったら、隣人がブチギレて「殺してやる」とまで言い出した。さすがに警察呼んだら、他の隣人も証言してくれて、相手は厳重注意。それ以降は静かになったよ。最初から穏便に終わらせる気がない相手には、こっちが強く出るしかない場面はある。
20. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍401)
法的に正しいことと、ご近所付き合いとして賢いことは別。一軒目の話し合いが決裂したあとに、もう一度「次やらないと自分で切らせてもらいます」と最終通告を出していれば、隣人は「いきなりやられた」と思わなくて済んだ。投稿者は法的には強いけど、コミュニケーション上は雑だった。これから何十年も顔を合わせる相手だよ?
21. 海外の名無しさん(>>20への返信・投稿者は悪くない・👍367)
いや、最初の「丁寧にお願いした」がすでに最終通告だったと解釈していい。あれで動かなかった時点で、相手は何度言っても動かないタイプ。「念のためもう一回」を100回やっても結果は同じだよ。
22. 海外の名無しさん(投稿者は悪くない・👍512)
私も同じことやった。ただし業者に依頼した。隣人に文句言われそうだったから、業者には「もし隣人に怒鳴られたら、英語が話せないフリをしてくれ」と頼んでおいた。実際に怒鳴り込んできたんだけど、業者全員「ノーイングリッシュ、ソーリー」で乗り切ったよ。法律上は越境部分を境界まで切るのは権利だから、木は枯れない、フェンスから見える景色だけが綺麗になる。
23. 海外の名無しさん(>>22への返信・判定保留・👍298)
業者に頼むのが一番賢い。法的にどうこうの前に、プロが切れば「木を枯らした」と言われるリスク自体が消える。DIYで太い枝を切るとフォーム崩れが起きやすくて、それを口実に訴えられるパターンが本当に多い。
24. 海外の名無しさん(双方ダメ・👍287)
ローカルルール次第。「越境した枝は自分の物」と明記されている自治体なら投稿者は悪くない。ただし結果的に木を枯らしてしまうとESH(双方ダメ)寄りになる。隣人もエゴむき出しでひどいけど、投稿者も後始末を考えずに振り回した刃物のリスクは引き受けるべき。
25. 海外の名無しさん(>>19への返信・投稿者は悪くない・👍321)
このスレ読んでて思うのは、こういう隣人って「自分の所有物が他人の敷地を侵食している」という発想がそもそも無いんだよね。プライバシーを楽しむのは自分の敷地内でやってくれ、というだけの話なのに、なぜか「無償でプライバシーを提供してもらう権利」があると勘違いしてる。
まとめ
判定は「投稿者は悪くない」が多数派。米国のコモンローでは「越境してきた枝は、木全体の健康を損なわない範囲で自分の敷地側から切ってよい」というルールが各州で広く認められており、最初に丁寧に頼んで断られた経緯がある以上、自衛措置は正当という意見が圧倒的だった。
一方で「法的に正しくても、最終通告を一回挟むべきだった」「木を枯らせば一気に立場が逆転する」「そもそも引っ越し前からあった木に後から文句を言うのは新参者の傲慢」といった反対意見も根強い。あなたが投稿者の立場なら、業者を呼んで境界線で切る?それとももう一度書面で頼みに行く?日本の民法233条改正後なら、催告してから何日待つのが「常識的」だと思う?

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